詳しくはこちら
0:15
Yahoo! JAPAN広告

検索
500円相当が当たるチャンス
もっとみる
ヤクルト、バンデンハーク獲得へ!NPB通算43勝、2年連続最下位からの巻き返しへ先発強化
0
この記事についてツイート
この記事についてFacebookでシェア
この記事についてLINEで送る
2/16(火) 5:00
配信
サンケイスポーツ
ヤクルト入りが有力となったバンデンハーク。ソフトバンク時代に通算?勝を挙げた本格派右腕だ

 ヤクルトが、昨季までソフトバンクに在籍したリック・バンデンハーク投手(35)の獲得に動いていることが15日、分かった。複数の球界関係者によると、近日中に契約に合意するとみられる。2年連続最下位からの巻き返しへ、先発投手陣の強化は急務。NPB通算43勝の右腕がチームの浮上に一役買う。

 燕の投手陣に実績豊富な右腕が加入する可能性が高まった。複数の球界関係者によると、昨季までソフトバンクに所属していたバンデンハークの獲得に動いていることが判明。近日中に契約に合意するもようだ。

 オランダ出身で身長198センチ、105キロの体格を持つ同投手。米大リーグのマーリンズなどでプレーし、韓国サムスンを経て15年、ソフトバンクに加入。同年から16年にかけて、「デビューから14連勝」のプロ野球記録を樹立した。

 17年から2年連続で2桁勝利を挙げるなど6年間で通算43勝(19敗)をマーク。先発投手として常勝軍団の勝利に貢献してきた。

 近年は故障や外国人枠などの関係から登板機会が減り、昨季は5試合で2勝2敗、防御率6・92。昨年12月に自由契約となっていた。その後、インスタグラムを更新。古巣への感謝とともに「野球の旅の次の目的地が日本、韓国、または米国であるかどうかにかかわらず、私は野球をしたいという熱い願望を持っている」と現役続行への意欲を示していた。

 長身から繰り出される最速157キロの直球を軸に、縦に割れるナックルカーブやスライダーを操る。日本通算509回1/3で543奪三振と高い奪三振率(9・60)を誇るのも魅力だ。

 2年連続で最下位に沈んだヤクルトにとって先発投手陣の強化は急務だ。昨季のチーム防御率4・61は2年連続で12球団ワースト。高津監督は2月のキャンプインを前に「勝てる投手陣をつくっていかないといけない。ここ数年、スワローズの課題というか、今年も変わっていない」と決意を明かした。

 先発枠は、開幕投手を務めることが最有力の小川を軸に通算173勝の左腕・石川、来日3年目のスアレス、高梨、高橋に加え、D1位右腕・木沢(慶大)や、高卒2年目右腕・奥川らが候補。ここに、バンデンハークが加われば戦力に厚みが増す。

 外国人は、スアレスとマクガフが既にチームに合流。先発候補の右腕サイスニード(前アストロズ)、正三塁手候補のオスナ(前パイレーツ)、メジャー通算77発の大砲・サンタナ(前インディアンス)はコロナ禍で入国が制限されており、来日時期は決まっていない。

 それでも今季の助っ人は6人になる方向。昨季終了後から大型補強を敢行したヤクルトが15年以来、6年ぶりの覇権奪回を狙う。

■リック・バンデンハーク(Rick Vandenhurk) 1985年5月22日生まれ、35歳。オランダ出身。2002年にマーリンズに入団し、07年にメジャーデビュー。パイレーツ、韓国プロ野球のサムスンなどを経て、15年からソフトバンクでプレーし、翌16年途中まで無傷の14連勝を記録するなど活躍。昨季限りで自由契約になった。メジャー通算成績は50試合の登板で8勝11敗、防御率6・08。09年の第2回WBCオランダ代表。198センチ、105キロ。右投げ右打ち。既婚。

2/16(火)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210216-00000518-sanspo-base

https://npb.jp/bis/players/13515130.html
成績