お金がなくても幸せな生活≠楽しく明るくあたたかく描く…というコンセプトで人気を博している『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)。2月9日放送の同番組で、貧困とかけ離れた人物が取り上げられてしまい、物議を醸しているようだ。

この日の番組では、3000万円の借金を背負ってラーメン屋を開業した女性に密着。開幕早々から女性は、「自分の給料はコロナ始まってからもらってない」と経営に苦戦していることを明かす。緊急事態宣言後は、より状況が厳しくなったようで、ランニングコストが157万円ほど必要にも関わらず、月の売上は26日の時点で約80万円とのこと。女性は現状に対して、「時短営業の給付金が出たので、そこでちょっとだけまかなおうかなって思ってます」と語った。

彼女によると、時短営業の給付金は150万円ほどらしいが、売上の80万円と合わせれば、ちょっとだけ…ではなく十分に黒字だろう。しかし、女性は「ギリギリどうにかなる」とネガティブな言い回しをするのだった。

貧乏なのにルイ・ヴィトン? 視聴者からは疑いの目が…
また番組では、女性の自宅を紹介する一幕も。彼女の部屋は生活感がなく、内装はモデルルームのようにシンプル。生活に困窮しているそうで、人生で初めて買ったというルイ・ヴィトンの18万円のブーツを売って生活費の足しにする様子も放送された。

一発逆転を目指して奮闘する女性の姿に、ネット上では、

《ラーメン愛に感動しました! 大阪出張の際は絶対に行きます》
《ボンビーガールでやってた大阪のラーメンのお店、春休み大阪帰れたら行きたい》
《コロナ消え去ったらマジで行ってあげたい》
《応援したくなる。大阪市にあるらしいから今度大阪行ってみようかな!》

などと、同情の声が殺到。一方で、女性の立ち振る舞いから貧乏かどうか疑っている人も多いようで、

《ボンビーガールのラーメン屋、本当にボンビーな感じ全くしない》
《焼肉屋もやってるし、テレビで見ただけのとは印象が違う。先週も思ったけど本当情報切り取って編集してるよねこの番組》
《実際めちゃくちゃブランド品買ってたし、ボンビーガール…?ってなってる…。最近番組の趣旨めちゃくちゃよな》
《ラーメン屋さん、ググったら焼肉屋も経営してるし、コロナ渦の昨夏にラーメン屋さん2号店の店舗探してるとか、週2でジム通いとかツイートしてるし、ほんと全然ボンビーじゃないじゃん》
《ボンビーガールのラーメン屋は給付金なくても潰れてないと思うよ。かなりのやり手社長だから》

といった否定的な意見も見受けられた。

「ボンビーガールとして取り上げられた女性ですが、実はやり手の女社長。大阪で焼肉店も経営しており、かなり繁盛している様子。昨年10月には社員旅行にも行ったようで、従業員に対しても羽振りがいいようですね。焼肉店はメディアへの露出も多く、売上にもつながっているのではないでしょうか。今回はラーメン屋の知名度をアップさせるため、ボンビーガールとして自身を売り込んだのかもしれません。ちなみに個人用のツイッターでは、ルイ・ヴィトンのバッグをぶら下げてラーメンを食べている写真などもアップロードされていました」(芸能ライター)

ボンビーガールかと思いきや、ヤリ手だった彼女。番組はリサーチ不足だったのか、それとも彼女が複数の飲食店を繁盛させていることを黙っていたのか…。真相は闇の中だが、そこまでメディアが腐っていないと信じたい。

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