2/9(火) 4:01配信
週刊女性PRIME

(C)見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ

 モルモットが車に!? そんな“モルカー”が活躍するパペットアニメ『PUI PUI モルカー』が超バズり中!

子どもも大人もメロメロ
 放送は、毎週火曜朝7時30分〜『きんだーてれび』(テレビ東京系)にて。放送後、6日間限定の見逃し配信(YouTube)は350万回再生を突破。公式ツイッターのフォロワーは33万人を超え、今なお雪玉を転がすように増え続けている。

 見た目は羊毛フェルトでできたモフモフのぬいぐるみで、短足でトコトコと懸命に走る姿が可愛いすぎ! さらには自己中心的な人間にモルカーたちが翻弄される風刺のスパイスも効いていて、子どもはもちろん、大人も魅了されまくり。

 そんな『PUI PUI モルカー』についてもっともっと知りたい! 杉山登エグゼクティブプロデューサー&林郁美プロデューサーを質問攻めにしちゃいました。

Q1 そもそも、
なんでモルモットが車に?

「見里朝希監督がモルモットを飼っていて、モルモットがお好きなんですね(笑)。企画が走り出した2年前は、あおり運転が社会問題化していましたし、そもそも今は車社会で人々のイライラが募っている。“だけど、モルモットが車だったら、渋滞中でもそのお尻を見ているだけで和みそうじゃないですか”と監督が“モルカー”というキャラクターを考案してくれました」(杉山EP)

Q2 『PUI PUI モルカー』は
どうやって誕生した?

「そもそもウチはシンエイ動画という、『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』などのアニメを制作している会社なんですが、2年ほど前に見里朝希監督を紹介してもらいまして。彼のこれまでのパペットアニメ作品が、どれも本当に素敵なんです。“この技法で何か作ってよ”とウチの社長がお願いし、出てきた企画のひとつが“モルモットが車になった世界”だったんです」(杉山EP)

監督はスゴい人だった!
Q3 なんで2分40秒なの?

「実は最初は20分くらいの短編映画を想定していたんです。ただ、できあがってきたキャラクターや世界観がものすごく可愛い。“これは子どもたちに見せてあげたい!”と思いまして。監督に“短めのテレビシリーズにしませんか?”と提案し、舵を切ることになりました」(杉山EP)

「そこで、放送想定枠として『きんだーてれび』に当たりました。放送の内諾をもらえたと同時に、番組の尺である2分40秒での制作が決まりました」(林P)

Q4 見里朝希監督って
どんな人?

 '92年生まれの28歳。'18年に東京藝術大学大学院(映像研究科アニメーション専攻)を修了。大学院の修了制作として発表したパペットアニメ『マイリトルゴート』が、『パリ国際ファンタスティック映画祭(PIFFF)』グランプリなど、国内外で多くの賞を受賞。テレビアニメシリーズとしては『PUI PUI モルカー』で初監督。世界に評価されている、新進気鋭の監督なのだ。

Q5 モルカーたちの名前と
性格を知りたい!

「テレビシリーズに舵を切ったとき、“だったらキャラクターがいっぱいほしいよね”という話になり、たくさんのキャラクターが生まれました。最初、ポテトは別の名前だったんですよ」(杉山EP)「“イングリッシュ”でした。モルモットの種別のイングリッシュモルモットから取った名前だったんですが、子どもに覚えてもらうのは難しいということで、食べ物など、子どもにとって身近な名前になりました」(林P)

Q6 モルカーの全般的な習性は?

「基本的には、“モルモットだったら”という想定で作られています。乗り物なんだけど動物である。1話(1/5放送)では迷惑渋滞に業を煮やして、ポテトがウルトラCな行動に出るなど、ときに自らの意思で行動します。エサとしてはにんじんやレタスを食べます。4話(1/26放送)ではテディがドライバーがポイ捨てしたゴミを食べ、そして排泄していましたよね(笑)」(杉山EP)

「モルカーの目は外だけじゃなく、車内の様子も見ることができます」(林P)

1日に撮影できる量はなんと…
Q7 モルカーの好物は
にんじん?

 公式サイトには、“ポテトはにんじんが好き”“シロモはレタスが好き”との記載が。

>>2続く
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210209-00020060-jprime-000-1-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb36bf5f0ec3161bacb4b70d107941aebdc7ce3e