2/8(月) 5:11配信
東スポWeb

妻の小川彩佳アナ

 TBS系平日夜の報道番組「NEWS23」でメインキャスターを務める小川彩佳アナウンサー(35)の夫でありながら、愛人女性Aさんと不倫した医療系ベンチャーの実業家・豊田剛一郎氏(36)が、騒動の火消しに躍起になっている。妻に不倫がバレないよう、Aさんに「肉体関係はなかった」との口裏合わせを求めたというのだ。一方、仕事面では16億円相当をあっさりと“財産放棄”。そのウラに「株主対策があった」との見方が浮上している。

 8日発売の「週刊ポスト」に掲載されたインタビュー記事によるとAさんは、豊田氏から「結婚(2019年7月)後は肉体関係はなかった」と口裏を合わせるよう求められたと告白した。小川アナから直接電話されたAさんは、豊田氏に言われた通りに、結婚後に肉体関係はなかったと説明。だが小川アナは当然、納得しなかったという。

 実際、豊田氏は結婚後も不倫関係を「終わりにしたくない」とAさんに告げてきたそうで、週3日ほど密会。小川アナが妊娠した後、Aさんが「別れよう」と言っても「イヤ」と返してきたという。医師から実業家に転じた元医療従事者でありながら、不倫は今年1月の緊急事態宣言下でも続いた。

 そのうえ豊田氏は、仕事面でも火消しに走った。不倫が明るみに出た3日、豊田氏は医療系ベンチャー「メドレー」(東京・六本木)の共同代表の座から辞すると申し出て、同日の取締役会で受理された。

 市場関係者の間で注目を集めたのが、メドレーが3日に出した声明だ。豊田氏は今年12月期に発生する役員報酬を返上、無報酬で勤務し、かつ自身が保有している税制適格ストックオプション(SO)の未行使分32万株(時価16億円)を放棄すると申し入れたという。

 声明で「株主の皆様、顧客の皆様、当社従業員やご家族、パートナー企業の皆様、そして社会の皆様からの信頼を著しく損なう行動に対して、本人より当社代表を辞任した上で信頼回復に努めたい」「投資家の皆様に対してご心配及びご不安を抱かせるような事態を招いたことを、当社より深くお詫びいたします」と、株主への謝罪を鮮明にしたのがポイントだという。

 増資を繰り返したメドレーは、根幹事業であるオンライン診療システムの提供がコロナ禍で追い風になって“大企業”に成り上がったからだ。

「事業拡大とともにメドレーの株式はどんどん発行されました。昨年1月に10億円だった資本金はコロナ禍を味方にして同年夏ごろ、急に3倍増の30億円超まで膨れ上がったんです。今年1月には、過去最高となる40億円近くに迫ったばかり。投資家からはコロナ終息後も成長すると見込まれ、豊田さんも誇らしげだったそうです」(市場関係者)

 イケイケだった矢先に墓穴を掘ったわけだ。

「株主に出資を募りながら、会社トップが宣言下で不倫していたとなれば、実業家として資質が問われます。まあ、何より人としてアウトだと思いますが(苦笑)。3月にはメドレーの株主総会が控えていると聞く。16億円相当のSO放棄は、私財を投げ打って“贖罪”を示す株主対策の意味合いもあるのでは――とみられているんです」(同)

 豊田氏は、元大蔵官僚の豊田潤多郎氏(71)を父に持ち、資産家でもある。“16億円”の放棄が本人にとってどこまで痛手かは不明だが、自身の“株価”が大暴落したのは間違いない。誰もがうらやむハイスペック夫婦は、このまま離婚してしまうのか――。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/41eb59c4a535871d9a8e1252635842d3e5c2b400