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リアルサウンド

セイキン、3000万円超えのフェラーリに“飛び石対策”施す 高級車コレクターらしからぬ自然体が人気の秘密?
動画サムネイルより
 YouTuberのセイキンが、自身の公式チャンネルで、先日納車したばかりのフェラーリに関するある贅沢な悩みを告白した。

 弟のヒカキンが1890万円の「オーデマ・ピゲ・ロイヤルオーク・トゥールビヨン・エクストラ シン PGブレス」や、推定5000万円の「パテックフィリップ ノーチラス5719/10G」などを所有する高級腕時計マニアである一方で、兄のセイキンは無類の高級車好き。「ランボルギーニ アヴェンタドールS」「レクサス LS 500h」「トヨタ アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジ」をマイカーとし、昨年末公開の動画では「フェラーリ F8トリブート」を新たに納車したことを報告した。

 高級車のオーナーであれば、誰しもが自身のコレクションを美しい状態のまま保っておきたいと思うもの。セイキンも例外ではなく、1月31日に公開した動画で、「フェラーリのような車高の低い車は飛び石を受けやすく、飛び石でフロントに傷が入ってしまったら修理代が大変になる」と説明したうえで、「安心して乗るためにもプロテクションフィルムを貼る」と言って、カーコーティング専門店へと訪れた。

 「特別に、プロテクションフィルムを貼る作業工程を見させていただけるというですので、その様子を撮影していきたいと思います」と言って、作業現場へ潜入したセイキン。

 「フェラーリ F8トリブート」の新車価格は、3,328万円。家が建つほどの高額で、一般人が所有するにはあまりにもハードルが高い。大多数の人にとって、同車にプロテクションフィルムを貼るという経験は、一生無縁と言って良いだろう。ということで、洗車、鉄粉除去、すすぎ、吹き上げ、水滴除去といった下準備から、フィルム貼り付けまでを進めていくその作業現場が見られるのは、なかなか貴重。なお、車体全体に施工するには数日を要するとのことで、セイキンはいったん帰宅した。

 そして数日後、セイキンはプロテクションフィルムの貼り付けを終えた愛車とご対面。あまりに違和感のない完璧な仕上がりに「全然貼ってあるのがわからないんですけど。これすごいですね。想像以上にわかりません」と思わずうなり、「安心感がありますね〜。うちの弟なんかペタペタ触りますからね(笑)」と微笑んだ。

 1000万円を超える高級車のオーナーは、まぎれもない人生の成功者だ。一般人からすると別世界の人間のように感じてしまうものだが、セイキンにはいい意味で普通の人だ。「フェラーリ・カリフォルニアT」を所有する、同じフェラーリオーナーのカリスマホスト・ローランドのようなセレブっぽさもなければ、約2500万円の「マセラティ グラントゥーリズモ」を乗り回すYouTuberヒカルのようなギラギラ感もない。作業場でスタッフがフィルムを貼るところを見て「すごいなぁ」と感動し、ナチュラルに弟絡みの世間話をする……。こうした、成功者らしからぬ自然体なスタンスが多くの視聴者に愛されている要因なのだろう。

 なお本動画ではセイキンが「フロント部分から空気が入って上に抜けてダウンフォースが発生する」と語るなど、サラッと車に対する造詣の深さを披露する場面も見られ、コメント欄には「マニアックカーチャンネル本当に作って欲しい」「セイキンさんマニアックカーチャンネル開設してもっとレビューとか見てみたい」といった声も多い。現在、弟のヒカキン同様、ゲーム専門チャンネルを運営しているセイキンだが、カーマニアとしての知見を活かして、「車専門チャンネル」を立ち上げても案外ウケが良いかもしれない。

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