2/3(水) 7:42配信
デイリースポーツ

 ロサンゼルス・エンゼルス

 大谷翔平選手(26)が所属するエンゼルスは2日(日本時間3日)、女性記者らへの不適切行為を報じられたミッキー・キャロウェー投手コーチ(45)の職務停止処分と大リーグ機構の調査への協力を発表した。

 米スポーツサイト「アスレチック」は1日(同2日)付で女性5人による同コーチに関する告発記事を掲載。キャロウェー氏はインディアンスの投手コーチ、メッツの監督、エンゼルスの投手コーチを務めた過去5年に少なくとも5人の女性記者や女性レポーターに不適切な画像を送信したり、服を着ていない写真を要求したりしたという。

 同サイトのメール取材に対し、同コーチは「合意の上でのもの」と反論。しかし、報道内容を重く見た球団はこの日、声明を出し、「今朝、ミッキー・キャロウェーに職務停止処分を科し、MLBと連携して調査に全面的に協力していく」とつづった。

 大リーグでは昨年12月にメッツのGMに就任したジャレッド・ポーター氏(41)が5年前に海外女性レポーターへ自身の下半身を露出した画像や食事に誘ったりする文面を送信したことが米スポーツ専門局ESPNの報道により判明。同氏は一連の行為を認め、今月19日に解任されている。

 メッツの騒動後にはオリオールズ担当の女性記者が、駆けだしのころに選手に宿舎の部屋に呼び出されて不適切行為を受けた経験をつづった記事を掲載。選手や球団関係者による女性報道陣への行動が大きな波紋を広げている。

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210203-00000024-dal-000-2-view.png
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f3f20d76faf5058f91c3483ab2fc9f9f9ebd301