アーチェリーのアテネ五輪銀メダリスト、山本博さん(58)が26日、フジテレビ系の情報番組「バイキンングMORE」に出演し、7月から予定されている東京五輪・パラリンピックについて無観客開催を求めた。

「無観客なら選手への感染リスクが抑えられる。無観客でも開催してほしい」。7月23日に開会式を迎える東京五輪については開催、再延期、中止などのさまざまな意見がある。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は1月12日、「五輪に対してどういう判断が下されるかも分からない。私の立場では『今年難しい』とは口を避けてもいえない。あくまで進めていく」と発言している。

山本さんは「チケットを持っている人には申し訳ないんですけれど、無観客という判断をすれば、一気に開催の可能性が高まると思う。出場選手たちの感染が予防され、運営しやすくなる。
無観客になれば、早めに準備して盛り上げる方法を考えるでしょう。僕はそれが一番だと思います」と加えた。

タレントのミッツ・マングローブ(45)は「競技ごとに東京にこだわらず、向こう1年で五輪の冠のもとに、大会を開き、そこで出た記録を五輪記録として認定してメダルも授与する」との案を示した。
「今後もこういうことが起こるかもしれないから、そのときのためにも(前例を)ひとつ、つくっておくのはいい」と話した。

1/26(火) 14:33 中日スポーツ
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