銀と黒のコンバットスーツに、劇中繰り広げられる多彩なアクション、唸るようなイントロに、串田アキラ氏の熱唱でもおなじみのオープニングソングも相まって、放映から約40年が経った現在も根強い人気を誇ります。
そんなギャバンですが、劇中にて、ギャバンが搭乗した愛車「サイバリアン」を、令和の世に完全再現した投稿がTwitterで反響を呼んでいます。
「#このタグを見た人はラフ造型とその完成品を見せる #サイバリアン製作レポ コツコツ毎日3時間、半年かけて作りましたw (2019年作成)」
そんなつぶやきとともに自身のTwitterに投稿したのは、関西にあるコスプレ造形チーム「BUILD BANG(ビルドバン)」に所属するギャバソ氏。ハンドルネームの通り、ギャバソ氏は冒頭の「宇宙刑事ギャバン」をこよなく愛するコスプレイヤー。
今年でコスプレ歴は17年目となり、「質感とバランス作りに重点を置いた作品作りが得意です」と語るギャバソ氏。ハロウィンの仮装の際に、「幼少の頃から好きでした」というギャバンを作成したのがきっかけで、コスプレ活動をするようになったそう。
現在は様々なイベントで、ギャバンならびに、2012年に上映された「宇宙刑事ギャバンthe movie」にて登場した「ギャバン typeG」を「蒸着」し、その様子をTwitterに投稿。ちなみにギャバソ氏は、1970年代〜90年代の特撮やロボットアニメについても同様に好まれており、それについてのコスプレ活動もなされています。
さて、今回話題になった投稿ですが、つぶやきにもある通り2019年に製作されたもの。とあるイベントに参加するのがきっかけで作られました。
「この年の10月に開催された『レッドブル・ボックスカートレース』に出走するために製作したんです」
この「レッドブル・ボックスカートレース」ですが、これは世界的な飲料メーカーである「Red Bull」が主催する、アマチュアチームが各自で製作したオリジナルカートに乗り込んで、特設コースでタイムを争うレース大会。2000年から始まり、日本では2009年、2012年、2017年と続き2019年が4度目の開催で、東京都稲城市にあるレジャー施設「よみうりランド」にて実施されました。ちなみに当日は、プロレーサーの佐藤琢磨氏も「参戦」し、大きな話題となっています。
ギャバソ氏は、前回大会(当時)の2017年大会では2位ということもあり、この大会では悲願の優勝を目指し、“同僚”のシャリバンとシャイダーとともに参戦。自身は、「現在のメインです」というtypeG型のコンバットスーツを蒸着し、サイバリアンも初代の「赤」ではなく、「青」のtypeG型で参戦しました。
そんなサイバリアンといえば、サイドカーのような丸みのある形状が特徴的ですが、ギャバソ氏はこれを見事に再現。
まず車体に関しては、全体のバランスを見ながら3Dモデリングで作成した図面を展開。これに「サンペルカ」というポリエチレンフォームに置換し、さらに熱加工を加えて組み立て。
※引用ここまで。全文は下記でどうぞ
https://otakei.otakuma.net/archives/2021012301.html
▽写真
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