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“志村組”近藤春菜の「スッキリ」降板は…いずれにせよ正解!
笑わせてケロ(C)日刊ゲンダイ
 5年間レギュラー出演していた朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)を今年3月いっぱいで卒業するハリセンボンの近藤春菜(37)。番組内で近藤は、「経験させていただいたことをもとに、新しいことにチャレンジしたい」とコメントし、“円満卒業”を強調した。一方で、降板理由については実にさまざまな臆測が飛んでいる。


 コロナ禍の不況でテレビ局が経費削減を推し進める中、MCの加藤浩次(51)の高額ギャラを確保するために近藤が切られたとする説や吉本に干されたのではないかという噂、はたまた婚活にシフトするのではないかといった話まで出た。

「臆測のもとになっているのが、2019年6月に起きた吉本芸人を中心とした芸人の闇営業騒動です。近藤は『スッキリ』の番組内で加藤に同調する形で吉本興業の大崎洋会長を批判しました。加藤はその直後、自ら吉本との契約をマネジメント契約から専属エージェント契約に切り替えています。実は、近藤もエージェント契約に変更していたことが昨年末に発覚したのですが、相方の箕輪はるかはマネジメント契約のままでした。その直後の番組降板発表ですから、今回の番組降板は吉本の後ろ盾がないことも影響しているのではないかといわれているのです」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 しかし、「フライデー」(21年1月29日号)に直撃取材を受けた近藤は、「経営陣批判をした報復として吉本から干されたとウワサになっています」という記者の質問や婚活の噂をきっぱり否定した。その上で、「コンビでもピンでも活動の幅を広げていきたいなと」と、そつのない回答をしている。

「フライデーの報道で気になったのは、近藤が『あらためて本業の漫才に向き合うためとか、いろいろ報道されていましたけど(笑い)、そんなんじゃなくて』と否定してみせたところです。もしかしたら、芸人として脂が乗った大切な時期に番組MCに重きを置いてきたことにうしろめたさを感じていたのかもしれません。コロナ禍の影響もありますが、確かに昨年1年間、コンビでの目立った活動はほとんどありませんでしたからね。30代後半の今ならあらためて芸と向き合うことは十分可能でしょう」(弘世一紀氏)

■“志村イズム”の継承に期待大

「スッキリ」の卒業によって、「今後の近藤の活躍に期待が持てそうだ」と語る関係者は少なくない。

「近藤はここ数年、友近とコラボすることが多く、YouTubeや芸人のネタ見せ特番などで披露する『徳川徳男・徳子』のコントネタなどは秀逸です。ピン芸人としては恐らく、友近、ゆりやんレトリィバァに負けず劣らず吹っ切れていて面白い。もっとネタ番組に出てほしいと願う番組関係者は少なくありません」(お笑い番組ディレクター)

 近藤は昨年亡くなった志村けんさんとのコントでの共演も多く、「志村イズムを多く継承した芸人」とも言われている。芸人として本領発揮するのは時間の問題だ。

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