北村匠海 芸能界での憧れの“大先生”とは「本当に素敵な方」「夢を見させてくれる」
1/21(木) 14:35スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/f227587f8aa7225935bb0e1c8a7b0a2a72f03fc9


 俳優の北村匠海(23)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演し、憧れの俳優への思いを明かした。

 小学3年生のときに芸能界デビュー。2018年、映画「君の膵臓をたべたい」で「第41回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞。またバンド「DISH//(ディッシュ)」のボーカルとギターを務めるミュージシャンであり、楽曲「猫〜THE FIRST TAKE ver.」は昨年の「第62回輝く!日本レコード大賞」で優秀作品賞を受賞した。

 俳優としてミュージシャンとして大活躍の北村だが、影響を受けた憧れの存在は、かつて学園ドラマで共演した寺尾聰(73)だという。「もう大先生ですね、僕の」と北村。「僕たちをちゃんと役者として、人として見てくれていたというか。『役者はキャリアなんか関係ない』と。『誰が輝くかはお前ら次第だし、お前らに負けないように俺も頑張るから』と本当に先生としてずっと言ってくれていて。今でも連絡をくれたり」と明かした。

 寺尾は俳優でミュージシャン。1981年に大ヒット曲「ルビーの指輪」で「第23回日本レコード大賞」を受賞した。北村は「(ドラマ撮影の)当時、僕が練習のために現場にギターを持っていってたんです。それを(寺尾が)『貸せ』って。目の前で(ルビーの指輪を)弾き語りしてくれて。すごかったです」と回顧。

 「本当に素敵な方です。役者と音楽をやっている道のいわば頂点というか。自分もその道なので。その当時、自分はまだ18歳で、そんな右も左も分からないガキンチョに夢を見させてくれるっていうのが素敵でした」と、静かな語り口ながら熱く語った。

(おわり)