1/19(火) 16:02配信
FRIDAY

3月いっぱいで『スッキリ!』のサブMCを”卒業”することが発表されたハリセンボンの近藤春菜

ついに2度目の緊急事態宣言が発出され、新型コロナウイルスの猛威は収まる気配がない。言うまでもなく影響は各方面に及んでいる。昨年、新型コロナが日本に上陸し蔓延が始まったとき、芸能界も無傷ではいられないだろうと言われていた。残念なことに不安は的中し、予想以上に酷い状態になっている。

当初は感染防止が第一と考えられたため、テレビ番組の出演者やスタッフが互いに接触を避ける必要があった。バラエティー番組などのひな壇芸人はソーシャルディスタンスを考えて、出演者の数を減らす、いわゆる“間引き”が行われた。情報番組ではコメンテーターがリモート出演になるなど感染防止策を徹底。より接触が多くなるドラマなどは軒並み撮影中止、延期となったのだった。

その時点では、まだ大きなダメージを感じ取ることはできなかったが、新型コロナが収束せず感染拡大が進むにつれて、じわじわとダメージが蓄積し始めているようだ。そしてここにきて、ダメージはハッキリした形となって表れ始めている。

「改編期ということもありますが、レギュラー出演している番組を“卒業”するタレントが目立ちます。これは、番組のリニューアルではよくあること。しかし今回はいつもと様子が異なります。芸能事務所とテレビ局のパワーバランスを考えたときに、ないだろうと思われるタレントや大御所の降板もあるようです。卒業といえば聞こえはいいですが、リストラであることは間違いないでしょう。

理由は“ギャラ”、つまり出演料もある。費用対効果が低い…と局に判断されたタレントは事務所の力(チカラ)に関係なく、切られるようになっていく。

すでに発表されたのが『スッキリ』(日本テレビ系)の近藤春菜。『とくダネ!』(フジテレビ系)のMC・小倉智昭も降板することが決まりました」(ワイドショースタッフ)

小倉はギャラがかなり高いから「金額」も判断材料となるのは分かるが、近藤はかなり低いはず。

「高くても1本20万円くらいでしょう。それなのに番組から外れるのは、やはりテレビ局も厳しい状況に置かれているからでしょう。本人は直撃インタビューに局側と話をしての納得の上での決定、と語っていましたが、局側には彼女でなくてもいい、あるいは彼女の置かれていたポジションはなくてもいい…との判断もあったのでは。制作費を少しでも節約できますから。

これからコメンテーターとしては必要とされるのは、各分野の専門家です。タレントのコメントは視聴者からしてみれば、説得力がないですからね。また、専門家いわゆる文化人のギャラは、多くても彼らの4分の1で済むという利点もあります」(同・ワイドショースタッフ)

このままコロナが収まらなければ、ワイドショーのタレントコメンテーターは消える運命にあるという。

さらに、芸能事務所にも異変が起きている。ここにきて大手事務所が相次いで移転しているのだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9d280d2010892dd55955fba6a7c1ca287275778d
>>2続く