1/14(木) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

安達祐実が39歳で“バブル”の様相 「黒革の手帖」の悪女役も大好評
安達祐実(C)日刊ゲンダイ
〈素敵な大人の女優として活躍されててすごい〉〈意外とハマってた!〉〈悪役の方がずっと映える〉――安達祐実(39)の評判がいい。

 7日に放送されたテレビ朝日系SPドラマ「黒革の手帖〜拐帯行〜」。安達が演じたのは高級クラブの雇われママ・レイナ役で、主人公のホステス・元子(武井咲)に、その座を追われるという役どころだった。

「クラブを辞めてやけ酒をあおるレイナに、元子が金を渡すシーンがあって、レイナは『バカにすんなよ……』とすごむんです。童顔といわれる安達ですが、意外とタンカを切るのが似合うんですよ。安達の子役時代のドラマ『家なき子』を思い出しちゃいました」(ドラマ制作会社関係者)

「同情するならカネをくれ!」と叫んでいた少女が、クラブのママを演じる大人の女に。ネット上では、武井と安達の“美の競演”などと褒めそやされていた。

「黒革の手帖」に続いて2月公開予定の映画「樹海村」にも出演。女優業は順調で、安達が初プロデュースするアパレルブランド「虜 Torico」も昨年12月にリリースと、まさにノリにノッている。

「安達さんは2016年に第2子を出産してからすっかり盛り返してきた印象ですね」と、芸能ライターの山下真夏氏がこう言う。

「30代前半までは年齢の割に子どもっぽすぎるという評価が多かったように思いますが、30代半ばを過ぎた頃から、とりわけ同性の女性の見る目が変わってきた。よく考えてみたら、この年齢でこの可愛さはすごい、恐るべしと好感度も高まって女性誌に取り上げられるように。使っている化粧品や着ている服に注目が集まるなど、ちょっとした安達さんブームになっています」

 もっとも、ブームなんてしょせんは一過性のものと思いきや、「いやいや、安達さんの場合はまだまだこれからでしょうね」と、前出の山下氏が続ける。

「2歳で芸能界デビューとキャリアが長い安達さんには、オールドファンから新規まで幅広い年齢層の支持がある。懐かしいという目で見るファンもいれば、いつまでどこまで可愛くいられるのかと興味津々で見つめる女性ファンも少なくない。まだ39歳。今後は“奇跡の40代”として話題になるでしょうし、その次は“奇跡のアラフィフ”が待っている。安達さんの“バブル”は始まったばかりかと」

 もちろんそれも、安達に高い演技力という“下地”があるからこそだろう。

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210114-00000003-nkgendai-000-1-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/6390991c27250ffb6e78add56bf331d36efe26dd