スポニチアネックス1/13(水) 5:30

 Jリーグは12日、実行委員会を開き、新型コロナ禍で各クラブが今月中旬から沖縄、宮崎などで予定するキャンプ開催に向けて事前のPCR検査を義務化、またキャンプ中も週1度ペースでスクリーニング検査を実施する方向で合意した。検査の費用もリーグ側が負担するという。

 村井満チェアマンは大前提として「ウイルスをキャンプ地に運ばないこと」を強調。ファンサービス自粛も徹底する。現時点で開催に難色を示す自治体はなく、無観客か有観客かの協議も各自治体と続ける。NPBとの連絡会議も行われ、専門家の意見も取り入れながらキャンプに向けた「ガイドライン」の作成にも着手した。

 またコロナ禍で迎える今季も、試合中の「交代枠5人」や「飲水タイム」が継続される見通し。J1は過去最多20クラブで争われ、東京五輪などの中断期間も考えれば過密日程は避けられない。選手の負担軽減、若手の起用機会、試合の質を考慮すればプラス面も多く、今月の理事会で正式決定となる。

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