https://news.yahoo.co.jp/articles/2e6119730d431fbce3e0f145ebc7d060ae4de288

囲碁の第9回応氏杯世界選手権の準決勝三番勝負第2局が12日に行われ、白番の一力遼天元・碁聖(23)は301手までで3目差で中国の謝科八段(20)に敗れた。第1局(10日)も中押しで敗れており、準決勝での敗退が決まった。一力二冠は「この大会にかけていただけに、たいへん残念。優勢になった場面から、どう勝ち切るかが課題」と悔しがった。

 日本勢としては2018年2月(LG杯)の井山裕太三冠(31)以来となる主要な国際棋戦の決勝進出はならなかった。

 応氏杯は4年に1度、主催の台湾で行われていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今回は棋士が所属する国・地域をインターネットで結び対局した。30人による本戦で、一力二冠は3勝していた。