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【野球】最強助っ人クロマティが一刀両断! 日本野球とメジャーの違い「ワンショット」とは【菅野智之は巨人残留】 [砂漠のマスカレード★]
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0001砂漠のマスカレード ★
垢版 |
2021/01/09(土) 09:26:41.14ID:CAP_USER9
YouTubeチャンネルの企画に合わせて日米プロ野球の違いを語ってくれたウォーレン・クロマティ photograph by Kiichi Matsumoto

巨人で大活躍したウォーレン・クロマティさんとのYouTube連動企画記事を、全2回にわたって公開します! (前編はこちら)

 伝説の外国人プロ野球選手ウォーレン・クロマティが突如、自身のYouTubeチャンネルとの連動企画として「クロマティプロ野球アウォーズ」と銘打って、注目している日本人選手を一気に挙げてもらった。その話の際に何度か気になったことがある。クロマティが「メジャー視点」で日本人選手を観察していることだ。

 例えば捕手の甲斐拓也については“投手に対するコミュ力の高さ”を「メジャーのキャッチャーと日本のキャッチャーって考えが全然違って、彼(甲斐)みたいな働き方は絶対しないよ」と評したり、「坂本がもし大リーグでプレーするなら、彼のボールの投げ方だと、セカンドが合っているかな」とも分析していた。

 巨人で偉大な成績を残したクロマティだが、大リーグ時代にもシーズン3回の2ケタ本塁打を放ち、6シーズンも100試合以上出場した実績を持つ。

 そこでメジャー挑戦を目ざす澤村拓一や有原航平、一方でポスティングを利用したものの2021年も日本球界でプレーすることになった菅野智之や西川遥輝の評価も含めて――日本とアメリカの野球の違いを、今回も一問一答形式(ちょいちょい混じる本人の日本語はカタカナ、通訳さんの日本語訳は普通に表現)で聞いてみよう。

コミュニケーションこそが大事なんだ
――「クロマティプロ野球アウォーズ」で、クロマティさんには柳田選手のスイングなどメジャーとの違いについて少し触れてもらいましたが……。

クロマティ:そうだね。そう言えば西川(遥輝/日本ハム)もメジャーに行きたいということで、ポスティングを申請していたね(その後残留を発表)。彼もスピードがあるし、技術は持っているので、持っている力を出せればある程度活躍できるのでは、と思っていた。ただ、その「持っているポテンシャルが出せるか出せないか」がすごく大事なんだ。そのためには、とにかくコミュニケーションを取れるかだ。

――やはり同僚との意思疎通がポイントになると。

クロマティ:そうだ、特に内野はコミュニケーションが取れないと、活躍するのは難しいから、基本は外野手が多いのだろう。メジャーで活躍した日本人内野手として井口(資仁/現ロッテ監督)や岩村(明憲)らが挙げられるが、彼らは現地に溶け込んで喋っていた印象だね。もちろん外野手でも青木(宣親)は同僚との関係性を作りながら結果を残したし、日本でもその経験を生かしている。ただコミュニケーションについては、日本でも同じことが言えると思わないかい? 

――えーと、どのポジションでしょうか……。

クロマティ:キャッチャーだよ。日本のプロ野球で外国人捕手と言えば……中日のA.マルティネスくらいだろう? 昔はディアズ(元ロッテ)もいたけどね(笑)。これもまたコミュニケーション面の問題が存在するからだろう。その意味では、シアトル(・マリナーズ)に行った城島(健司)はかなりいい成績だったが、もう数年がんばってほしかったなとも思う。日本のキャッチャーがアメリカで成功できかけていたわけだからね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a9646864dbfd8cece423874769ffc34fe358721d?page=1
1/8(金) 18:11配信
0002名無しさん@恐縮です
垢版 |
2021/01/09(土) 09:27:03.24ID:sNf9TWa80
ショートに問われる「アーム」の強さ
――坂本選手について「メジャーならセカンド向きだ」と言っていましたが……。

クロマティ:アーム(肩の強さ)、トテモダイジ。

――やっぱり肩の強さが大きなポイントですか。

クロマティ:三遊間の深いところから、そして難しい体勢からでも一塁に届く強いボールが投げられるかが問われるんだ。ショートストップは守備範囲の広さを求められるから、フットワークもそう。しかし、このインタビューは私の野球教室をやっているような感じだね。

投手が活躍するためには何が必要なのか
――確かに(笑)。メジャーのお話でもう1つ伺いたいことがあるのですが……。

クロマティ:OK! ナンデモキイテネ。

――菅野投手、澤村拓一(ロッテ)投手、有原航平(日本ハム)投手が2020年オフ、メジャー挑戦の意向を示していました(有原はレンジャーズと合意、菅野は1月8日に巨人残留が決定)。2020年はダルビッシュ有投手と前田健太投手が好成績を残しましたが、活躍のために投手に必要とされるものは何だと思いますか? 

クロマティ:まずは野手と同じく、日本で発揮してきたポテンシャルを発揮するための精神力だ。日本とメジャーでは使っているボールが変わるし、マウンドに立って初めてわかることもある。球場の雰囲気、ストライクゾーン、1試合ごとに使うスタミナもそうだ。そして長打力が何よりも違うよ。日本の打線だと数人というところだが、メジャーはほぼすべての選手が一発を狙える力を持っている。

日本のエースでもHRを数多く浴びるワケ
――昔から力と力の戦いだったメジャーですが、ここ近年はいわゆる“フライボール革命”で、さらに本塁打狙いの打者が増えた印象があります。

クロマティ:イエス。マツザカサン(松坂大輔)、ヤマグチサン(山口俊)、キクチサン(菊池雄星)……ホームラン、タクサン、ウタレタ。タナカサン(田中将大)モ。
0003名無しさん@恐縮です
垢版 |
2021/01/09(土) 09:27:22.55ID:sNf9TWa80
――確かに日本で絶対的エースだった投手でも、被弾する場面は多いですね。

クロマティ:そう。その理由には私が常に思っている、メジャーと日本のバッターの大きな違いがあるんだ。

――なんでしょう? 

クロマティ:「ワンショット」、ネ。

――ワンショット? 

クロマティ:「ひと振りで仕留める」という感じかな。日本のバッターはファウルが多い印象だ。ファウル、ファウル、ファウル……でも大リーグは、ホームランにできそうな「1球」を見逃さない。例えば2020年メジャー挑戦した山口は、インサイドのツーシームやシュートをストライクに取ってもらえず、ゾーンを上手く使い切れなかった。そこでストライクに入れざるを得なかったボールを、ワンショットで仕留められてしまったんだ。
0004名無しさん@恐縮です
垢版 |
2021/01/09(土) 09:27:27.72ID:sNf9TWa80
日本人はわざとファウルを打っていないか?
――なるほど。

クロマティ:日本人バッターについて、個人的にはわざとファウルを打っているんじゃないか、と思うことがあるんだ。なんでその球をミスショットしているんだ? ともね。だから指導の時には「チャンスボールは二度と来ない。だからこそワンショットで仕留めろ」との話をよくしているんだ。150〜160kmを投げ込んでくるパワーピッチャーが普通になった中で、ワンショットで打てなければ、バッティング技術、パワーが足りない証拠なんだ。

――ひと振りで仕留めるパワーも、また技術ということですね。

クロマティ:まさにだ。私もジャイアンツでプレーしていた頃、常にその意識でプレーしていたからね。だから活躍できたんだよ(笑)。バッティングの話になってしまったが、今後メジャーに挑戦するピッチャーはその辺りを意識してもらいたいな。ただもちろん、日本のピッチャーにもアドバンテージは1つあるよ。

身体のスタミナは問題ない。課題はメンタルだ
――なんでしょう? 

クロマティ:メジャーの投手に比べて長いイニングを投げるのに慣れていることだ。日本でも球数への議論があるようだが、球数を投げることについて、身体のスタミナはしっかりとしている。一方で課題は「メンタルのスタミナ」だ。さっきも言った通り、メジャーの方が良いバッターが揃っているのは事実。そういった打者と1人1人対戦していくと、疲れというのはどうしても溜まっていく。有原がその辺りにどう対応していけるかが大事だな。あと、澤村はリリーフとして、自らピンチを作り出してしまう傾向がある。それを改善できるかどうかだね。

――「ワンショット」の打撃論を筆頭に、クロマティさん独特の視点、面白かったです。

クロマティ:OK! マタ、キキニキテネ! 
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