>>82
炭治郎のキャラクター造形については斎藤環の考察が面白いぞ

・炭治郎には「想像界」が欠けている。だから「優しさ」はあるが「共感力」には乏しい。
・彼が頑固なのは、正しいことへのこだわりではなく、「正しいこと」以外の可能性が想像できないからだ。
・「鬼滅」には、驚くほど多くの炭治郎のモノローグが記されているが、にもかかわらず彼の心理は把握できない。
 決定的なイベントが起こる瞬間、炭治郎の心理はブラックボックスになってしまうからだ。

https://note.com/tamakisaito/n/n47ea5832fe1a