全国大会に出場した熊本西高校ラグビー部で、大会直前に3年生が、下級生に暴力をふるい、けがをさせていたことが分かりました。

熊本県教育委員会によりますと、暴力をふるったのは、熊本西高校ラグビー部の3年生2人です。先月18日、2年生の部員2人を部室に呼び出し、1人の胸を3回たたいたほか、別の1人の頬を平手打ちしたということです。

平手打ちをされた部員は、耳の鼓膜が破れるけがをしました。翌日、部員の保護者からの連絡で学校が暴力行為を把握し、20日に保護者会を開いて事情を説明したということです。

また、けがをした部員に対しては、3年生部員と監督が自宅を訪れ直接謝罪したということです。熊本西高校ラグビー部は、暴力行為があった5日後の先月23日から大阪に遠征し、全国大会に出場しましたが、県教委が把握したのは4日でした。

1/6(水) 17:40 日テレニュース
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