1/4(月) 9:02配信
FRIDAY

娘2人がデビューし、家族ネタがタブーでは無くなりつつある木村。そのお膳立てをした妻・工藤静香の手腕とも…(‘20年)

‘20年はキムタク復活の年だったと言えるのではないか。一時は下落していた人気が回復、それどころか新たなファンが増えているというのだ。

思い起こせば4年前の年末、予想だにしなかった出来事が起きた。国民的男性アイドルグループ頂点にいたSMAPが一連の騒動を経て、ついに解散したのだった。

その結果、木村拓哉、中居正広の2人がジャニーズ事務所に残り、稲垣吾郎、草g剛、香取慎吾の3人が退所して翌年’17年に元マネージャーの飯島三智氏が代表を務める事務所『CULEN』に移籍した。

そして残留した木村拓哉は“裏切り者”の汚名を着せられることに。

なぜそんなことになったかというと、《SMAPは5人全員が退所しジャニーズ事務所の力が及ばない大手の事務所に移籍するはずだった。それなのに木村が土壇場での翻意し計画がとん挫した》という噂や報道が飛び出したからだ。

おかげで木村のイメージは一時的にダダ下がり。影響を受けてなのかは定かではないがCM出演が1社のみという状況になった。

だがソロになった木村は新たな道を模索し始め、一歩一歩着実に足を進めているように見受けられる。木村と言えばドラマに出演する度に《何を演じてもキムタク》と揶揄され続けていた。本人もそれを気にしており、その“悪評”を振り払おうとして挑んだのが昨年1月に放送された新春SPドラマ『教場』(フジテレビ系)だった。

舞台は警察学校。木村が凄みのある冷酷非情な教官を演じたこのドラマは2日連続で放送され両日とも視聴率15%以上を獲得した。ネットでは、

《続編に期待》
《早く続編を見たい》

などと評判は上々で、木村を評価する声も多かった。

「これまでは“職業コスプレ”ドラマだと言われていましたが、このドラマはイメージをガラリと変えました。あの役は木村さんじゃなくてもよかったんじゃないかという声も確かにありましたが、木村さんだからこそ話題にもなって、アンチも含めて観た人が多かったのだと思います。

もっとも、アンチが多いのもスーパースターの証。でも今回のドラマはそのアンチを黙らせたのでは黙らせたのではないでしょうか」(キー局プロデューサー)

これまでの“ヒーロー”や“好人物”のイメージとは程遠い“嫌われ役”は思っていた以上にはまり役だった。“悪評”を振り払うことができたのではないか。

そして満を持して今年1月3日、4日とファン待望の続編『教場U』が放送されたのだ。

俳優業だけではなく歌手としての活動にも変化が見えた。2月には初のソロライブツアーを東京と大阪で開幕させ、チケット倍率が540倍ということに改めて人気の凄さを見せつけたのだった。

CM出演も現在7社と復活。木村の顔を見ない日はないと言える。

だが木村の躍進に一番貢献しているのは彼の“家族”ではないだろうか。’18年にデビューした次女Kōkiに続き今年3月に長女のCocomiがモデルデビューした。

これでまさに芸能人一家となった木村家だが、アイドルを前面に押し出していたこれまでは家族を想像させることはタブーとされていたのは誰もが知るところ。ところが今年、妻・工藤静香の誕生日に、木村は中国のSNS『Weibo(ウェイボー)』で、新婚当時と思われる工藤とのツーショット写真を投稿している。

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210104-00000001-friday-000-1-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cfd83d222379c40a1ac82e3d3cb6a599633f00e
>>2続く