12/31(木) 9:26配信
日刊ゲンダイDIGITAL
奇跡のアラ還世代(C)日刊ゲンダイ
12月31日、NHK紅白歌合戦でゲスト審査員を務める宮崎美子(62)。NHKは起用理由について「今年の活躍が素晴らしかった」と説明した。具体的には、デビュー40周年記念カレンダーで披露した“熟女グラビア”のことを指しているのだが、カレンダーの発表は10月で発売は12月25日から。20年の1年間を通して活躍したという実感は薄い。
とはいえ、カレンダーはフォトブックとセットで6000円と高額にも関わらず、Amazonに予約が殺到。予約開始時点で「鬼滅の刃カレンダー」を抑えて1位にランキングされたことがニュースで取り上げられ話題になった。少なくとも10月末まで深田恭子(38)の水着カレンダーとAmazon上でトップ争いを繰り広げていた。
宮崎がこれ以前に水着姿を披露したのは、デビューとなる熊本大学在学中の1980年に出演したミノルタ(現コミカミノルタ)のCMでのことだ。
「それは1975年に大ブームを興したアグネス・ラムに匹敵するほどの衝撃でした。肉感的なボディーにも関わらず、エロさを感じさせない健康的な笑顔が印象でした。知性に溢れ、どんなに人気が出ても常に真面目で謙虚。それも2人に共通していました。アグネスはハワイに戻り引退しましたが、宮崎は変わらぬイメージのまま年を重ねていきました。今回の宮崎の水着姿は、『宮崎さんだけは年を重ねてもそのままでいてほしい』と願う当時のファンの思いを叶えてくれた“奇跡”だと思います。それほどの衝撃で、同世代で一緒に歳を重ねたNHKの幹部クラスにもドハマリしたということでしょう」(芸能ライター・弘世一紀氏)
■8月からユーチューブも開始
それに加えて、「これまでのNHKへの貢献度や、スタッフや関係者から愛される人柄も考慮されたのではないか」と、NHK関係者は口を揃える。そんな宮崎だが、8月にユーチューブ、10月にインスタグラムを開始している。グラビアの話題に絡めて登録者数を増やすにはもってこいのタイミングだった。
「宮崎さんはユーチューブでは、まるで友達に話しかけるようなゆったりと優しい語り口で、自分が好きな本の紹介や歴史や漢字にまつわる知識を視聴者に分かりやすく披露しています。インスタも女性であれば、加工ソフトで多少盛ったりするのは許容範囲だと思うのですが、宮崎さんは一切しない。全くウケを狙ってないというか、そういうところが若者たちにも好感を持って受け入れられているようです」(前出・弘世一紀氏)
そんな令和のお母さんのような雰囲気も合わせ持つ宮崎だが、実は現在も独身。1989年にテレビディレクターと結婚したが、わずか1年4カ月後にスピード離婚している。以来、30年間、浮いた話はひとつもなく、それも彼女の普遍的とも言える健康的なイメージに一役買っている気がする。
「先日も女性セブンが、宮崎さんの知られざるプライベートについて記事を書いていましたが、住所はもちろんマンションの間取りまで把握しているような書きっぷりでした。今後、ほかの写真誌が熱愛スクープを狙う可能性は十分にあります。還暦を過ぎてあそこまで美しいスタイルを保っているわけですから、付き合っている男性がいれば、どんな人か知りたいと思う人も多いはず。いまの勢いがあれば、大きなスクープになることは間違いありません」(週刊誌記者)
宮崎ブームは2021年も続きそうだ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b72f3626fffdc4206fd4664ef3d2f84a15b36768