日刊スポーツ2020年12月27日13時14分
https://www.nikkansports.com/sports/news/202012270000271.html

<全国高校ラグビー大会:京都成章129−0米子工>◇1回戦◇27日◇花園ラグビー場

7大会連続13回目の出場となった京都成章(京都)が米子工(鳥取)を129−0で破り、好発進した。計19トライ17ゴールの129得点は歴代5位の記録となった。

さっそうと緑の芝生を駆け抜けた。前半1分、CTB小林がゴール手前でパスを受け、中央突破し先制トライ。その後も着実に加点し、大量リードでノーサイドの笛を聞いた。

この日は先発メンバーでなかったが、今季はSH宮尾、SO辻野の「共同主将制」を採用。円滑にコミュニケーションを取るスタイルで、持ち味を発揮してきた。ラインアウトからの力強いモールが得点源で、11月8日の京都大会決勝では28−0で京都工学院に完封勝ちするなど、めきめきと力をつけてきた。

試合後、湯浅泰正監督は「良い経験ができた。今日は何より、無事に試合をさせてもらえたことに1番感謝です。1戦1戦勝ち上がりたい。目標は日本一ですから」と力強く宣言した。

過去ベスト4が3度の強豪が、悲願の初優勝に向かって進む。

参考ニュース
朝日新聞2019年12月28日
https://www.asahi.com/articles/ASMDX4GJHMDXPTQP008.html
高校ラグビーで162得点 報徳学園が最多記録を更新
報徳学園162―5山形中央

スコア写真
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20191228001182.html