12/25(金) 18:32配信
スポーツ報知

北原ミレイ

 「北酒場」(細川たかし)、「天使の誘惑」(黛ジュン)、「今日でお別れ」(菅原洋一)などで知られ、作家としても「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞した作詞家・なかにし礼(本名・中西禮三=なかにし・れいぞう=)さんが23日午前4時24分、心筋梗塞のため東京都内の病院で死去したことが分かった。82歳だった。

 なかにしさんが作詞した「石狩挽歌」が大ヒットした歌手の北原ミレイ(72)はこの日、レコード会社を通じ「いや〜突然の知らせに悲しすぎて言葉が出ません」とコメントを寄せた。北原は代表曲「石狩挽歌」のレコーディングを振り返り「『ハイヒールなんか脱いで裸足になって歌え』と叱られ、上手く歌えず悩んでいたら『一度歌の舞台を見た方がいい』と北海道に連れて行って下さったり、ついこの間の事の様ですし未(いま)だ未だ礼先生との思い出話は尽きません〜」と語った。

 今年の春頃も番組で共演予定だったが、新型コロナの影響で中止になったという。なかにしさんから電話で「久しぶりにお前の生の歌を聴きたかったよ 又(また)そのうちにな!」と、言われたのが最後の会話になったという。「最初にお逢(あ)いした時からダンディーでカッコ良かった礼先生、本当に長い間お疲れさまでした〜先生、ありがとう。『石狩挽歌は、私の宝物!』そして『なかにし礼は、私の永遠の憬(あこが)れ!』」と結んだ。

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