湘南ベルマーレは12月21日、ブラジルのボタフォゴSPに所属するFWウェリントンを完全移籍で獲得したことを発表。メディカルチェック後に正式契約となるという。

 ブラジル出身で現在32歳のウェリントンは、これまで母国クラブやドイツ・ホッフェンハイムなどでプレーした後、2013年6月から2014年まで1年半に渡って湘南に在籍。その後アビスパ福岡やヴィッセル神戸でもプレーし、福岡時代にはJ2で2度の月間MVPに輝いている。

 今シーズンは神戸から移籍したボタフォゴSPでは9番を背負いプレー。しかし1シーズンで退団し、約7年ぶりの古巣復帰が実現した。

 湘南はウェリントンのコメントを公式サイトで発表。ふたたび日本でプレーできる喜びを語っている。

「ベルマーレサポーターの皆さん、こんにちは!初めて日本でプレーしたチームで再びプレーする機会をまた与えていただけたことをとても幸せに思います。サポーターの皆さんがいつも送ってくれる声援とサポートは、再び私がベストを尽くすためのモチベーションとなります。皆さんと共に勝利の喜びを分かち合う日が待ちきれません!」

 6勝9分け19敗の最下位で2020シーズンを終えた湘南。総得点数も18チーム中最も少ない29ゴールだったが、ウェリントンは得点力不足を補う来季の救世主となれるか、注目だ。

2020年12月21日 15時10分 サッカーダイジェスト
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