2020年12月19日 05:30野球
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 台湾プロ野球(CPBL)の味全ドラゴンズが、レッドソックスなどで活躍した田沢純一投手(34)の獲得に動いていることが18日、分かった。台湾の地元紙「蘋果日報(アップルデーリー)」が伝えた。味全は99年にCPBLを脱退したが、昨年6月に20年ぶりに復帰。今季は2軍のみだったが、来季からは1軍に参入する。複数の外国人選手と交渉しており、その一人が田沢だという。味全には昨季、コーチ兼任選手として前ソフトバンクの川崎宗則が在籍していた。

 田沢はメジャー通算388試合に登板し、13年にはレ軍で世界一を経験。今季途中からBC埼玉でプレーした。「田沢ルール」の撤廃に伴い、今年10月のドラフトでは指名可能となったが、NPBから声はかからなかった。ドラフト直後は「野球を続けるのかも踏まえ、しばらく考えたい」と話していた。