[12.16 J2第41節 徳島1-0大宮 鳴門大塚]

 徳島ヴォルティスが7年ぶりのJ1昇格を果たした。J2第41節が16日に各地で行われ、首位徳島はホームで14位大宮アルディージャに1-0で勝利。昇格に王手をかけてから2試合連続でお預けとなっていたが、“3度目の正直”でJ1への切符をつかんだ。

 今節の徳島は勝てば文句なしで、引き分けの場合は2位アビスパ福岡が敗戦、もしくは3位V・ファーレン長崎が引き分け以下で、敗れても長崎が引き分け以下で昇格が決まる状況だった。

 開始から圧倒的にボールを支配する徳島は前半21分に先制する。右サイドのMF小西雄大が縦パスを送り、内から外へ斜めのランニングで抜け出したMF浜下瑛が右足でクロス。ニアのFW垣田裕暉が相手と競りながら頭で合わせると、ふわりとしたボールがゴール右隅に吸い込まれる。垣田は大一番で3試合ぶりとなる今季17得点目を記録した。

 徳島はリード後もテンポよくボールを回し、チャンスを作り出していく。ピンチの場面ではGK上福元直人がファインセーブ。追加点こそ奪えなかったが、優位にゲームを進めて1-0のまま逃げ切り、7年ぶりのJ1昇格を決めた。

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