本や紹介って著作権違反で金稼ぎに近いと思う。なぜなら、
本の内容は自分でつくりあげたものじゃないのに、その内容を勝手に他人に公開して自分の金にし、
その本の内容の是非というリスクについては、すべて本を書いた人に向かせているから。
その本の内容を考えたりまとめたクリエイターである著作権者は報われず、それを勝手に公開した人だけがノーリスクで金儲け。
真偽不明の解釈を広めたという責任もとらず、その批判はすべて著作権者へとしている。
これは授業や通信教育ではなく著作権のただ乗り。

苦労して新しく著作物をつくる人より、それを勝手に利用して公開しちゃう人が報われるなんて、
こういうことが許されると、新しく著作物を作る人がいなくなってしまう。
漫画とか特許では禁止されている無断転載による利益獲得だ。
本の内容なら まとめれば勝手に利用してOKってのはおかしい。
まとめるという行為に編集価値が生まれているとかいう詭弁もあるけど、
著作物の内容の価値に比べて編集価値はほとんどないのだから、
著作物を利用して得られた利益は、著作権者に渡っていないとおかしい。
「著作物の価値が世間に広まり社会が豊かになるのはいいことだろ」というモラハラをするなら、
他の著作物や特許など、生み出した側が保護され、勝手にパくって利用すると処罰されるものと、一般の本、両者がどう違うか説明しないといけない。
何も違いはないのだから、そんなのは詭弁。

これってゲーム配信でいえば、
メーカーに無断でストーリー物のゲーム配信をやって、
そのゲームのエッセンスである部分、つまりエンディングとかまでみせてから、
「興味あったら買ってね」とかいって金をかせぎしているのと同じ。
ほとんどの人は買わなくなるうえに、内容の批判だけは作った人に来るのでコンテンツを生み出した側は悲惨。
本の要約とはゲームで言えばストーリーとかのネタバレ部分なわけだから、
それを著作権者の許可なく収益化したらダメだと思う。
これでは新規で買う人より、本来買うはずだった人が買わなくなるほうが多くなる。
著作権者は大きな損害になっている。