12/14(月) 6:00
デイリー新潮

不倫スキャンダルから復活のテレ朝「田中萌」も…報道番組で注目すべき5人の女子アナ
田中萌アナ
 秋の番組改編から2カ月が過ぎた。民放各局力を入れる秋の改編にあって、一つ注目したいのが女子アナウンサーの“人事異動”である。そこで局の看板ともいえる夕方〜夜の報道番組に新しく起用された女子アナに注目してみた。中でも以下にご紹介する5人は、今後さらに活躍しそうだ。
不倫スキャンダルから復活のテレ朝「田中萌」も…報道番組で注目すべき5人の女子アナ
後呂有紗アナ
 まず1人目は、日本テレビの後呂有紗アナだ。後呂と書いて“うしろ”と読む彼女は1996年4月20日生まれ、現在26歳の17年入社組である。今年で入社4年目になるが、これまでは入社1年目の10月から今年9月まで朝の情報番組「ZIP!」(毎週月〜金・5:50〜)でSHOWBIZのコーナーを担当していたほか、現在も「Oha! 4 NEWS LIVE」(毎週月〜金・4:00〜)水曜日のメインキャスターを担当している。そのため、“朝”のイメージが強かった。バラエティでは金曜深夜24:30〜に放送中の「新・日本男児と中居」で進行役を担当している。

 つまり報道というよりも情報バラエティ系がこれまでの主戦場だった。そんな彼女がこの秋の改編で夕方の局の看板報道番組である「news every.」(毎週月〜金・15:50〜)に抜擢(木・金のサブキャスター)されたのだ。後呂アナの特徴は、そのはっきりとした目鼻立ちだろう。“エキゾチック”な“キレイ系”だが、決してキツめではない(ちなみに純正の日本人である)。品があってどこかお嬢さま然とする雰囲気に満ちていて、いるだけで場がパッと明るくなるというか。コメントをひとこと発するにしても視聴者に寄り添う姿勢が感じられ、観るものがホッとひと息つけるような存在となっているのだ。加えて約3年間、朝の番組で培った生番組対応の実力にキラリと光るものもある。番組の最後には彼女が寸劇をしたり、何かひとこと発して終わるパターンが多いのだが、かなりの確率でトンチが利いてもいる。入社4年目となるフレッシュさに今後も期待大だ。

2人目は同じ日テレの市來玲奈アナである。18年に入社し、その10月から人気番組の「行列のできる法律相談所」(毎週日曜・21:00〜)の3代目秘書MCとしてお馴染みである。番組冒頭で毎回の番組のテーマを若手アナらしくハイテンションな口調で発表する姿が印象的で、人気アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーだけにバラエティに向いているのは当然かもしれない。だが、その一方で入社2年目となる昨年秋からは1日だけ「news every.」の金曜日サブキャスターも担当しており、この秋からは月〜水と3日間、サブキャスターを担当するようになった。普段は健康的な笑顔が魅力的な彼女がニュースの内容によってはその笑顔を封印して真剣な表情で原稿に向かう。しゃべりも聞き取りやすい。それでもあるときこんなことがあった。

 彼女が“重用”を“じゅうよう”と読んだところ、同番組のメインキャスターである藤井貴彦アナが“ちょうよう”だとささやいたのだが……。当然のように市來アナは“ちょうよう”と読み直したが、実は“じゅうよう”が正解だった。直後に藤井アナは素直に自分の間違いを認め、謝罪したのである。彼女の勉強熱心な一面が窺えた場面だった。日本テレビには杉野真実アナや郡司恭子アナ、笹崎里菜アナといったニュース原稿を読むのが上手い先輩が控えているなか、先の後呂アナ、そして市來アナの若手2人が「news every.」に起用されたことは、会社が期待しているということなのではないか。

安藤アナ、森川アナ、田中アナ

 3人目はテレビ朝日の安藤萌々アナだ。彼女は今年入社した新人。4月1日の入社式直前に「グッド! モーニング」(毎週月〜金・4:55〜)でいきなりデビューを飾ったことで話題になり、同番組では木・金の女性サブキャスターとしてスポーツコーナーや交通情報を担当している。その彼女がこの秋から、リニューアルされた「サンデーステーション」(毎週日曜・21:00〜)でもスポーツキャスターを任されることとなったのだ。ロングヘアーがお似合いで、清楚な“カワイイ系”という雰囲気を漂わせているが、実は成蹊大学時代には体育会女子ゴルフ部の主将を務め、ベストスコア78(女性の平均スコアは110程度といわれている)をマークしたスポーツ美女なのだ。つまりゴルフ番組を担当させても余裕で活躍できるし、今後、スポーツ番組のレポーターやMCでも圧倒的な存在感を発揮する可能性が高い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e6d383d2643b001e039b6647bd218f32ec3c314
>>2続く