メキシコのモンテレイの監督に就任したハビエル・アギーレ監督が、就任までの経緯を明かした。スペイン『マルカ』が伝えた。

アギーレ監督は、昨シーズン限りでレガネスの監督を退任し、その後は無所属となっていた。多くのオファーが舞い込み、
その中にはJリーグのクラブやメジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブがあった中、母国のクラブを選択した。

これまでオサスナ、アトレティコ・マドリー、レアル・サラゴサ、エスパニョールなどスペインクラブで指揮を執った他、
メキシコ代表や日本代表、エジプト代表など代表チームを率いていたアギーレ監督は、母国クラブの指揮を執るのは20年ぶりとなる。

そのアギーレ監督は『マルカ』のインタビューに応じ、モンテレイの監督就任に至った経緯を説明。
Jリーグクラブで指揮を執る可能性が高かったことを明かしながらも、最後は妻の意向に従ったと明かした。

「私は旅を続けたいと思っていた。私は優れたビジョンを求めた旅がしたかった。ただ、(妻の)シルビアが私を止めた」
「日本では契約締結に近づいていたし、2つのMLSクラブと話し合いを持ったが、彼女が旅をするのに飽きてしまい、母国から20年も離れていることは理解できないと私に言ったんだ」

「そこにモンテレイがきて、このプロジェクトには興奮した。2日間で決断したんだ。彼らは1カ月前には私に連絡してこなかった。私は、スープのように熱心なオファーを受け入れることを決断したよ」

また、これまで率いてきたチームとは違い、メキシコ国内ではタイトル獲得が大きく期待されているモンテレイを指揮することについては「アトレティコ・マドリーを除いて、
チャンピオンにならなければならないチームを指揮するのはキャリアで初めてだ」とコメント。今までと違う感覚であるとした。

12/13(日) 19:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e24d63e1960493d60ef69978c09fc98d74fbf49

写真
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201213-00386975-usoccer-000-1-view.jpg