「エレキの神様」寺内タケシの全盛期音源がCD化…事務所整理でマスターテープ発見
2020年12月12日 10時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20201211-OHT1T50148.html
寺内タケシのマスターテープをよみがえらせた下田等氏(カメラ・増田寛)
https://hochi.news/images/2020/12/11/20201211-OHT1I50175-L.jpg


 エレキギターを“発明”し「エレキの神様」と呼ばれ、「テリー」の愛称でも知られる、ギタリスト・寺内タケシ(81)の全盛期音源が見つかり、このほどCDアルバム「ミスター“エレキ” ザ・テリー・ワールド」として発売された。寺内のバンドボーイだったケーエムミュージック代表取締役・下田等氏(70)が手掛けたアルバムで、当時の3本のマスターテープを復元した。

 今回CD化された音源は、71年に「寺内タケシ&ブルージーンズ」として一発録(ど)りでレコーディングされたもの。現場にいた下田氏は「本当にライブのようでした」。18年夏に寺内の事務所整理を頼まれた際に、下田氏が倉庫から見つけた。約50年経過したマスターテープは、本来であればテープが破損していることがほとんどだが、「3本とも業者に確認してもらい全て無事。本当に奇跡です」と振り返る。

 「若い人にこそ聴いてほしい」と、CD化にあたって曲順を変えた。「津軽じょんがら節」などの日本民謡、「運命」「チゴイネルワイゼン」などのクラシックにグループ分けし、2枚組みに再編成。「日本人の心でギターが歌っている。こぶしが利いたギターで、この人のギターは世界にいない」と“寺内節”を詰め込んだアルバムだ。

 寺内は現在、高齢のため横浜市内の自宅で療養生活中で、下田氏はCDを届けたが、面会はできなかったという。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

(増田 寛)