12/11(金) 11:53配信
スポニチアネックス

池江璃花子

 白血病からの完全復活を目指す競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が来夏の東京五輪出場を目指す可能性が出てきた。当初は24年パリ五輪を目標に掲げていたが、今後の状況次第でターゲットを前倒しする可能性がある。所属事務所の関係者は「そういう(東京五輪を目指す)気持ちが芽生えていることは事実ですが、まだどうなるか分からない状況です」と説明した。

 池江は19年2月に白血病を発症し、同12月に退院。パリ五輪を見据えて練習を再開し、8月29日の東京都特別大会で594日ぶりにレースに復帰した。50メートル自由形で26秒32をマークし、日本学生選手権(インカレ)の参加標準記録を突破。10月1日のインカレ決勝では同種目で4位となった。今月3〜6日に開催された日本選手権は参加標準記録を切りながら出場を見送っている。

 東京五輪日本代表の選考会は来年4月の日本選手権。五輪出場を目指す場合は1月以降の大会で日本選手権への出場資格を得られる記録を出す必要がある。現時点で今後の大会出場予定は確定していないが、1月22〜24日の北島杯などへのエントリーを検討しているとみられる。

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