0001湛然 ★
2020/12/08(火) 23:09:50.44ID:CAP_USER92020年12月08日 17:30 J-WAVE NEWS
https://news.j-wave.co.jp/2020/12/post-7121.html
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。10月21日(水)のオンエアでは、音楽プロデューサーの横山裕章をゲストに迎え、「ミキシング」の世界に迫った。
◆ミキシングの仕事は、より良い音楽を作っていくこと
横山は、agehasprings所属の音楽プロデューサーで作曲家。YUKI、JUJU、MISIA、木村カエラなど、様々なアーティストへの楽曲提供、アレンジ、サウンドプロデュースを手掛けている。
あっこゴリラ:そもそも「ミキシング」って何ですか?
横山:文字通り「混ぜる」という意味で、歌、ドラム、ベース、ギターなどの音量調整をしていく作業です。例えば、電話が掛かってきて、声が聞こえにくかったら音量を上げることもミキシングです。
あっこゴリラ:わかりやすいですね。じゃあ、みんなミキシングしてるんだ。音の加工とかもそうですか?
横山:そうですね。エフェクトをかけたり、そういうことをしてより良い音楽を作っていくっていくのが、ミキシングの仕事だと思います。
あっこゴリラ:そのミキシングのあとに、マスタリングっていうのもあるんですよね?
横山:はい。例えば、CDが最終形だとしたら、CDになる一歩手前の調整をいいます。12曲あったら、それぞれの音量を整えるといった作業がマスタリングになります。
あっこゴリラ:たまにマスタリングで大きく化けることもありますよね。
(※中略)
ここで、横山が「このミキシングがすごい!」と思う楽曲を紹介した。
横山:ACOの『悦びに咲く花』です。ドラムとベースの解像度が抜群に良いんです。プロデュースは元電気グルーヴの砂原良徳さんです。ミキシングもそうなんですけど、鳥の鳴き声とかSE(サウンドエフェクト)にも耳を傾けてほしいです。ACOさんの声とちょっと妖艶な雰囲気を演出するために、絶妙な音量加減でミックスされているところにすごく感銘を受けました。
◎ACO『悦びに咲く花』
https://open.spotify.com/track/4n69eUSZSMKJKjHv280oHc
あっこゴリラ:やっぱり同じ曲でもミキシングする人によって、ガラッと変わるものですよね。
横山:そうですね。エンジニアさんの聴いてきた音楽だったり、体験してきたことだったりで、だいぶ変わると思います。
あっこゴリラ:何で感動するのかとか、それぞれ沸点も違いますもんね。
横山:はい。脳みそに記憶されてることを音に出すのが、エンジニアの仕事だと思います。
◆一聴しただけでインパクトを残したかった
ここからは、新たなゲストとして緑黄色社会の穴見真吾(Ba./Cho.)が登場。ミキシングについてさらに掘り下げていく。
◎緑黄色社会 『Mela!』
https://www.youtube.com/watch?v=aRDURmIYBZ4
あっこゴリラ:穴見さんから見た「ミキシング」とは、どんな作業ですか?
穴見:例えるならば、味付けですね。素材とかはプロデューサーやバンドが決めて、塩を多めにするのか、脂っぽくするのか、その味付けを決めるのがミキシングかなって思います。
横山:いい例え。
あっこゴリラ:ミキシングの作業をするとき、プロデューサーやエンジニアとアーティストとのやりとりってどうしてるんですか?
横山:緑黄色社会と一緒にやった『Mela!』は、わりと託してもらったので、信頼してもらって自由にやらせてもらいました。
あっこゴリラ:そうなんですね。『Mela!』のミキシングでこだわった部分って何ですか?
横山:一聴しただけで、緑黄色社会が新しいことやってるなっていうインパクトを残したかったんです。だから、そういう新しいサウンド作りを目指しました。
あっこゴリラ:この『Mela!』は、どんなところに注目して聴いてほしいですか?
穴見:ミックスの観点でいうと、2番のBメロが終わったあたりから間奏が盛り上がるところがあるんですけど、いろんなエフェクトがかかったりしていて面白いかなって思います。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)