Jリーグは8日、社員総会を開き、2021年度(1~12月)の予算を承認した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で収支とも20年度より減額し、経常収益は271億8100万円、経常費用は289億4400万円を計上。18億円弱の超過は、クラブ支援の一環としてファン指標配分金やリーグ戦安定開催融資財源の増額、PCR検査費用などの新型コロナウイルス対策に充てるため。

 今年2月の公式戦中断以降、リーグの投資活動を凍結したうえ、戦略予算や事業計画などを抜本的に見直し、約30億円のコストを削減。20年度は30億円程度の黒字になる見通しという。

 また、同日に開かれた実行委員会で、J1は2月26日、J2は同27日、J3は3月13日に開幕する方針を決めた。最終節は12月4、5日で調整中。日程の詳細は来年のアジア・チャンピオンズリーグの日程が確定後、正式に決定する。

 J2からJ1への来季昇格に関して、自動昇格か、2位を決定するプレーオフを導入するか意見がまとまらず、継続協議となった。

12/8(火) 20:34 東京中日スポーツ
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