12/7(月) 19:20配信
東スポWeb
入江陵介
ベテランスイマーが五輪への熱い思いを語った。競泳の日本選手権最終日(6日、東京アクアティクスセンター)、男子200メートル背泳ぎ決勝は日本記録保持者の入江陵介(30=イトマン東進)が1分55秒55で3年連続13度目のV。2位に2秒以上の差をつけての圧勝に「正直、こういうタイムが出ると思っていなかったので、タイムとしては現時点では満足している」と手応えを口にした。
東京五輪を自身の集大成と位置づけていたが、新型コロナウイルス禍で1年延期となり、来夏の開催も不透明。それでも「現状としてはいろんな競技で国際大会が始まりつつある」と希望は捨てていない。自身が出場した国際リーグ(ISL)も感染者が出なかったことから「そういった一つひとつの競技会の成功例を持っていって、五輪をどうやっていくか。中止を目的とした議論ではなく、やるとした上での議論をどんどん進めてほしい」と力を込める。厳しい状況は理解しつつも「選手たちは出たい気持ちが強いので出るためならどういう制約、制限があってもいいと思っている。どんな厳しい制限があったとしても最高の準備をしたい」と選手の立場から熱弁を振るった。
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