12/7(月) 11:07配信
女性自身

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2020年は、芸能界において、空前の「YouTubeブーム」が巻き起こった年といえる。

【写真あり】川口春奈のチャンネルも、登録者116万人と絶大な人気を誇っている

コロナ禍による映画やドラマの撮影延期でできた「おうち時間」を使って動画を提供する俳優たち。事務所を退所したのち、個人的な活動の場としてYouTubeを始めた元ジャニーズタレント。芸能界の勢力図の変化により、バラエティ番組から自身のチャンネルへと移動を始めた大御所芸人……。

それぞれの事情を抱えて、多くの芸能人が今年、新しくYouTubeチャンネルを開設した。人気者の彼らにとって、テレビよりも手軽に見られるYouTubeでは視聴者を獲得するのも容易……かと思われたが、その実意外と難しそうだ。2020年に開設された数百もの芸能人チャンネルの中で、チャンネル登録者数100万人を突破したチャンネルは10にも満たない。

そんな厳しい状況の中、見事多くの登録者数を獲得したチャンネルの強みは何だったのだろうか。人気を博している芸能人チャンネルの共通点を3つ考察してみた。

【1】リラックスした雰囲気で「素の自分」感を演出(佐藤健、川口春奈、赤西&錦戸)

今年YouTube界を最も沸かせた俳優といえば、佐藤健(31)だろう。「わずか3日で登録者数100万人突破」のニュースは各所で取り上げられた。もともとの彼の人気ももちろん大きな要因だが、その超人気俳優である彼が、友人たちとともに自然体な姿を見せているのも、このチャンネルが見られる理由の一つだ。

ある人気動画では、佐藤の親友である神木隆之介(27)が「持ち込み企画」と称し、彼をドライブに連れていく。ほかにも人気俳優数名を携え、ノープランでだらだらと日帰り旅行を楽しむのだ。テレビにはないゆったりとした雰囲気の中で、飾らないナチュラルな姿を見せている。

川口春奈(25)のチャンネルも、登録者116万人と絶大な人気を誇っている。一番人気の動画は「実家でまったり過ごします!【Vlog】」(約650万回再生)。なんと、彼女が実家に帰って家族や親族とただ料理をしたり、ご飯を食べたりするだけの動画である。「女優さんだって普通に人間なんだよなって思う動画」というコメントに大量のいいねがついている。

元ジャニーズの赤西仁(36)・錦戸亮(36)が二人で立ち上げた「NO GOOD TV」も同様だ。2人が友人たちと自然体でトークをしたり、ゲームをしたり、笑い合いながら英語を学んだりする様子を(いい意味で)垂れ流している。トップアイドルだった彼らがまるで普通の飲み会のように話し、悪態を付き合う様子は視聴者にとって垂涎ものだろう。

俳優たちやアイドルが、テレビでは見られない、自然体で「素」な一面をだらだらと見せてくれる。それが、彼らのチャンネルが視聴者から人気を得た理由だ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/e1fcdd29a7eff1dad46cf87d7d1fdf34e5fe081d

>>2続く