13季ぶりの対抗戦全勝優勝に王手をかけていた早大は、80分間を通じて接点とセットプレーで劣勢を強いられ完敗。相良南海夫監督は「セットプレーをはじめ、ミスで流れを引き寄せられない部分があった」と話した。

自信を持っていたスクラムは終始押され、3度の反則を犯した。それ以上に痛かったのがラインアウト。相手に読まれ、マイボールも得点に結び付けられなかった。丸尾主将は「プレッシャーがかかっていた。マイボールでは細かいエラーもあった」と肩を落とした。

昨季は早明戦に7―36で完敗し、1カ月後の選手権決勝で45―35とひっくり返した。相良監督は「同じストーリーがあるとは思えないが」と話したが、流れは同じ。丸尾は「これを糧に、一日一日積み重ねて優勝したい」と自分に言い聞かせた。

スポニチアネックス
2020年12月7日 05:30
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/12/07/kiji/20201207s00044000059000c.html