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「論破」ではなく対話を 建設的な議論のための基礎を築く
僕のコメントが重宝がられるのは、おそらく何事に関しても、「忖度抜き」「タブーなし」で発言するからでしょう
(本書「あらすじ」13ページより)
ひろゆきさんはその歯に衣着せぬ物言いが話題になり、現在はニュース番組のコメンテーターとしても活躍中。
さらにフォロワー数63万人以上のTwitterでは、一般ユーザーと積極的に意見を交換しています。
インターネット上の有名人だったひろゆきさんですが、露出が増えた分、
以前よりも多くの反応が寄せられるようになりました。その中には、当然ひろゆきさんへの反論なども含まれます。
本書は、こうした反論や意見を「論破」する自論を展開するものではありません。
むしろ、彼らとも建設的な議論をする土壌作りを意図しています。
見て見ぬふりをしている「世の中の真実」を示す
2019年末から現在に至るまで、世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの対策で、
日本国内では「3密」を避けるようアナウンスがされました。
その「3密」の例として挙げられたものに対してひろゆきさんはTwitter上で「忖度抜き」に以下のような発言をしています。
このツイートは5.8万リツイート、11万を超える「いいね」が付いており、多くの人の共感を生みました。
「満員電車」は誰もが直感的に「3密」状態だと認識できるにもかかわらず、国はこの例を示しませんでした。
もちろん、国内の経済活動や生活への混乱影響など忖度があったかもしれませんが、気づいていないのではなく、
「見ないふり」をしていることは間違いありませんでした。
世の中には、先に挙げたような忖度やバイアスによって目を逸らしている事実があります。
目を逸らしたくなるほどの理由はあるのですが、
そこから逃げていても世の中が良くならないとひろゆきさんは警告しています。
本書で紹介されている内容は論文や調査によるデータが元になっています。
中には不条理で不公平な「真実」もあり、手放しで受け入れることは難しいかもしれません。
「正しい情報」にもとづいたひろゆきさんが指摘する「真実」。
この「不都合な真実」から目を背けないことではじめて正しい思考ができるようになると、ひろゆきさんは訴えています。