>>39
実はこの言葉の発祥は、江戸時代。
由来は、諸説あるようです。

まずひとつは、「ぎゃー!」という驚きの叫びと「ふむふむ」という納得の言葉を組み合わせたものだというもの。
江戸時代の文献には「ぎゃふん」ではなく「ぎょふん」という言葉で出てくることも多く、「ギョっとする」の「ぎょ」から変化したのではないかとも言われています。

もうひとつは、1837年、大塩平八郎が捕らえられた際、逢坂奉行に対して「義や憤なり、義や憤なり、悔しきかな」と言ったところから転じた、という説。
「義や憤(ぎやふん)」は怒っていることを表現している言葉ですが、捕まってしまったため、意味が「ショックなことをされた」と変化したのでしょう。
可能性は低いそうですが、ひとつの説として残っています。