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男性芸能人「CMギャラTOP40」松岡修造が1000万円UPも…テレビ卒業報道のマツコは大暴落
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 タレントにとって大きな収入源であり、その本数が人気のバロメーターでもあるCM契約。しかし、コロナ禍でクライアントの広告費は激減し、大手広告代理店は「適正価格」を重視するなど、芸能界には厳しい風が吹き荒れている。

 本誌は、大手広告代理店が作成した2021年度の「CMギャラ」に関する資料を入手した。タレントのギャラは、どう増減するのか? 今回は、男性タレントを見ていこう。1位は福山雅治だ。

「福山さんは、世間の状況を勘案して『もう少し安くてもいいですよ』と、自らのギャラを下げることも容認する太っ腹。結婚後も、俳優部門ではトップの人気ですね」(キャスティング担当)

 2位には織田裕二、松本人志、櫻井翔と、CMでよく見かける顔ぶれのなかに、松岡修造が食い込んできた。

「クライアントのあいだで、いちばんといっていいほど引き合いがあります。特需が狙えた東京五輪は延期になったのに、存在感は増すばかり。もっとギャラも上げられるのに、『トップになるのは不本意』と、本人は謙虚」(広告代理店)

 6位には、“ちょいマック” の木村拓哉や香川照之、堺雅人がランクイン。なかでも木村は、最近CMに出まくっている印象がある。

「最盛期はCM1本1億円でしたからね。SMAP時代からのファンのあいだでは、『キャラの安売りでは?』との声も聞こえますが、木村さんも、ギャラを下げてでも出稿量の多いマクドナルドのCMを選択する戦略を取ったようです」(CMプランナー)

 9位は9人いるが、注目はギャラが下がった中居正広と、アップした小栗旬だ。

「中居さんは個人事務所を作って独立したことで、適正価格に合わせて下げてきたようです。これで、今後CM起用が増えるかもしれません。

 小栗さんは、再来年の大河ドラマ主演が決まった期待感で上がっているようです」(広告代理店)

 18位以下で注目なのが、長谷川博己と林修だ。長谷川は実直なキャラクターで、保守的なクライアントから引き合いが強いという。

「長谷川さんは大河ドラマの主演を務めて、評価が上がっています」(CMプランナー)

 林は清潔感に加え、決めセリフも国民的人気があり、マイナスイメージがない。林が出演した「KINCHO コックローチ」のCM制作を手がけた監督に聞いた。

「CMでは伝えたいことが多すぎて、林先生には、かなりの早口をお願いしましたが、ちゃんと明瞭に言葉が伝わるのは、さすが。また、欲しいセリフや仕草も照れずにやってくれるサービス精神に、現場で皆がファンになったほどです」

 29位に入ったのがマツコ・デラックス。「自分のギャラは安い」と、自身の番組内で発言しているが……。

「番組出演も多く高値だったのが、やっと適正価格に戻った印象ですね。ただ、さんまさんの番組を降板したように、テレビから卒業したい意向で、CMもこれ以上やりたくないでしょう」(広告代理店)

 コロナ禍で減っていくであろう、CM枠の奪い合いが、タレントたちのあいだで始まっている。

「ギャラを下げてでも、契約を取りに行く戦略は、今後もしばらく続くでしょう。“安売り” することでプライドが傷つく人もいるでしょうが、そんなことを言ってられないご時世ですからね」(大手広告代理店関係者)

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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【表あり】2021年度「男性タレントCMギャラ」TOP40ランキング一覧
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https://news.yahoo.co.jp/articles/aba2cb10c84cdf9b68022f9e52d98f79a38e5efd

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