【漫画】『うしおととら』が“熱い漫画”と評される理由 「普通の人間が怪異に勝つ」ことのおもしろさ [muffin★]
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https://realsound.jp/book/2020/11/post-663912.html
藤田和日郎の漫画には、本来は悪役として描かれるような“ワル”が人助けをしたり、時代遅れになった旧タイプがど根性でニュータイプに勝ったりすることで生まれる“意外性”のおもしろさがある。そして、もうひとつ。「普通の人間が怪異に勝つ」という、従来のホラー漫画ではあまり描かれることのなかった独自の展開が、彼の作品を熱く、おもしろくしているのは間違いないだろう。
たとえば、『漫画家本vol.1 藤田和日郎本』(小学館)に掲載されているロングインタビューで、藤田自身こう語っている。
『高橋先生の漫画はすべて好きですが、「闇をかけるまざなし」という短編が特にすごくて。「なんだ、普通の人間が怪異に勝つ話を描いてもいいんだ!」って、まさに目から鱗でした。
『聊斎志異』や『遠野物語』を好きで読んでいたけど、結局人間が怪異に負けるような話が多い。だから高橋先生の漫画を読んで受けた衝撃は、今、自分で漫画を描くすべての基本になっています。』
ここでいう「高橋先生」とはもちろん高橋留美子のことだが、たしかに、それまでの(というかおそらくは現在でも)多くのホラー漫画において、「普通の人間」はたいてい怪異の犠牲になるだけで、それに勝てるのは常に、異能を持った選ばれしヒーロー(ヒロイン)だけだった。だが、(「闇をかけるまなざし」をはじめとした高橋のホラー短編群に“啓示”を受けた)藤田の漫画では、その“縛り”が基本的にはないのである。さすがに主人公には怪異と対抗しうる異能(もしくは魔性の武器)を持ったキャラクターを立てている場合が少なくないが、かといって、「魔物を退治できるのはその選ばれしヒーローだけではない」というふうに物語世界を設定しているのだ。
つまり、藤田の漫画では、超自然的な力を持ったヒーローだけでなく、場合によっては、主人公を支える「普通の人たちのがんばり」が怪異を倒すことがあり、誤解を恐れずにいわせてもらえば、そういう展開が時おり物語に挿入されるからこそ、彼の漫画は、ほかの数多くの異能バトル漫画よりも、“人の血が通った作品”になっているのだとは考えられないだろうか。さて、そんな「怪異と対決する普通の人たちのがんばり」がもっとも頻繁に出てくる藤田作品は何かといえば、それは、長編デビュー作の『うしおととら』をおいてほかにはあるまい。
『うしおととら』は、1990年から1996年まで『週刊少年サンデー』で連載された妖怪バトル漫画の金字塔である。主人公は、中学生の蒼月潮。古い寺のひとり息子である彼は、ある時、家の敷地内にある蔵の地下で、禍々しい形の槍に体を貫かれた妖怪(のちの「とら」)の存在を知る。「獣の槍」というその槍は、魔性の者を滅ぼすことのできる伝説の武器であり、500年のあいだ、この、かつて人々を震撼させた悪しき妖怪の動きを封じていたのだった。
結果的に、潮は、とらの“妖気”が解き放たれたために呼び寄せられた「魚妖」(深海魚のような形をした小さな妖怪)の群れを退治するために、「獣の槍」を抜いて、とらを自由にする。とともに、彼の体にも変化が起き、「獣の槍」を手にした潮の髪の毛はいきなり伸びて目は狂気を帯び、槍の使い手にふさわしい “異能者”になるのだった。
全文はソースをご覧ください >>730
普通なら真由子がメインヒロインで麻子は当て馬 かさくりサーカスはマサルを悪堕ちさせて
鳴海をメイン主人公に昇格させていれば
からくり編の勢いのままイケて名作になっただろうな >>702
でも鬼滅ってそんな感じがウケて、ジジイババアも包括できたから流行ったんじゃね? >>738
冨樫「つべこべ言うとトーナメント表描いて終わらせるぞ!」 >>707
見え見えのハーレム展開であそこから萎えた。
最も好きな者が髪をとく=麻子で良かったやん この人の漫画はハーレム展開多いよな
確かにそこは微妙かも そこに白面のものが居るのにすごすご帰るってのがとても怖かったな
普通に生活しててもあそこには諸悪の根源がずっと居るっていうのがホラー とらだけがうしおを覚えてたシーン
見開きの
あれで涙腺崩壊した 個人的にはからくりサーカスの方が好き
散々自分の血は黒く濁ってると嘯いてたルシールが
見開きカラーで鮮やかな朱色の鮮血
あの演出はもう本当に神懸ってる >>693
裸自重されたのはマイナスw
個人的はこも二つ以外は良かった。 >727 キリオと真由子の出会い、タロウの反撃もカッコいいし良いね 鳴海の師匠の普通の人間がトップクラスに強いというのは気に入った
高槻父みたい >>13
久米田先生の「かくしごと」でも、「栄光の系譜」と言われていたからな。漫豪だけどw >>741
うしおも鳴海もモテて当然
冴羽獠がモテるのと同じ
ハーレム展開とか言っているサブカル系は漫画衰退の元凶 >>740
うしおととらの歴代ヒロインの中じゃ麻子が一番魅力がないからな
からくりのしろがねよりミンシアの方がヒロインっぽかったのと同じ
今風だと真由子がメインヒロイン格で小夜が対抗ヒロインになっているだろう >>754
カラクリサーカスは
鳴海、勝、エレオノールの三人主人公で多分ヒロインはリーゼ
アニメじゃいつの間にか仲間になって何のエピソードもないけど コロンビーヌもいいキャラだわ
カラクリはキャラがうしおよりもいい 藤田先生の漫画は根底に優しさと勇気が満ちてる。
だから読んだ後は力が湧いて来る。 >>755
からくりはサーカス編の出来もぼちぼちだったが
からくり編の出来が良すぎて鳴海とミンシアの主人公・ヒロイン感が凄かったので
からくり編で強引に終わらせた方が良かった 当時においても特異な漫画とかを後追いで分析して、
昔はこんなのが受けたんだろうけど今は通用しないみたいな頓珍漢な批評する人いるよね >>744
ああいうのがまさに長編マンガの醍醐味といえる
スラダンの桜木と流川のタッチとか、DBでベジータが悟空を「お前がナンバー1だ」と認めるとことか
魅力的な味方キャラが沢山いる中でも、その2人だけは決して馴れ合わないライバル同士、という関係性を
長いストーリーで描いた末にじゃないと、それまでの全てが伏線となり成り立たたない
色々マンガは読んだけど、この境地に達するまでキャラを育て上げられた作品は少ない
あとはブラックジャックがピノコに「最高の妻じゃないか」と言ってやる場面ぐらいかね お涙頂戴が全面に出てる作品が苦手でワンピースとかも無理なんだけど藤田作品だけは何故か好き 藤田の話は時代関係なく藤田だよなぁ
時代を作るほどの大ヒットを飛ばせないというところも含めて
いつ読んでもちょっとズレてる。いつ読んでも面白い >>712
ワンピースは着地場所と展開の大筋は確定してる
途中の差し込みがどんどん増えて伏線も比例して膨らんでくるので描くことが増えすぎている
今は割と展開を端折りながらやってる感じだが読んでない連中からするとダラダラ続けてるように見えてるかもな >>763
こういう評価なのになんでアニメちゃんと作ったらーっていつまでも言う人いるんだろうなぁ >>751
鳴海自身も普通の出自で色んなもんで強化されてるけど
結局は身についた拳法の力で勝つんだよな 最後の四人が魅力なかったからラストバトルいまいち盛り上がらんかったけどね >>765
尾田栄一郎はネットの考察を見て当たってたら展開を変えるとテレビで言ってるんだけど・・・
検索すればキャプチャ画像とか出てくると思うよ >>769
ラストまでの大筋は変わってない
ここだけは最初から変えてないという証言もある
細かい展開とかキャラ投入はある
七武海とかルーキーも途中投入 >>770捕捉
ワンピースの場合は物語ラストの1コマは最初から決まっている
物語のどの段階でどういったキャラが出るかも決まっている
例えばシャンクスが頻繁に出るようになって来たらクライマックスとか
眼帯の海賊が最後のあたりに一度だけ出てくる等
最初は4皇を倒す物語だったが連載長期化に伴い色々追加設定が増えていった
麦藁の一味が新世界前に一度分解される展開は5年前くらいにはアシ達に予告していた等 >>771
海賊王というのはなんなんだ
権力を倒す物語なのか
正直訳がわからんのよワンピース >>510
それな
特に鏢は子供を持った今余計にくるわ >>64
東京タワー頂上から急降下しながらフクロウを撃つ
ジェット機で火縄銃
最終話直前の引き
もう何もかもが最高だった 当時、からくりサーカスの嘘バレが熱かった
神父の抱える赤子にフェイスレスが憑依してたまであったな >>754
麻子はパッと見さっぱり系なのに中身は女の嫌なところを集めた感じなのがな
まあうしおも大概だからある種お似合いだが >>26
その年の顔って来年これ好きだって言う奴がうざい >>777
夫婦で隣に引っ越して来たら大変そうだなw >>761
ブラックジャックって内蔵だけで生まれた奇形生物のピノコと最終的に結婚するのか 飛頭蛮だっけ?あすこで怖いもの好きな女子連中に人気出た 海座頭あまり強そうに見えないのに、何故か大物扱いされていた記憶が >>777
ネットがない時代だから言われてなかったけど
ネットがあれば麻子アンチは多かったと思う
初期からうしおの正妻ヅラが鼻についた 麻子は別にそれほどでも。あの頃はまず正妻決まってる上でストーリー進行する型がポピュラーだったし。。藤田キャラ萌え漫画からは微妙に外れてたからな。
正妻漫画の真の炎上はモンキーTじゃねえの。 さとりのとこで、うしおは嘘をつかないとか言ってるのにヒョウさんと初めて会った時、嘘ついてたよね
そんなことより、鎌鼬の十兵衛が死ぬとこと最終決戦に助けに来てくれたところは本当泣ける >>15
無理だと思うよ
鬼滅の大ヒットには若々しい美男美女しか出て来ないし思考停止したまま感動できる勧善懲悪ってところに理由がある
うしとらは美男子少なすぎ&テーマ深すぎ 本編はもちろん、外伝や中盤の本筋とは直接関係ない話も全部面白いって本当に奇跡みたいな作品 主人公から見た大人がきちんとカッコイイのも魅力
父ちゃん母ちゃん、鏢さん、流兄ちゃん、パイロットの父ちゃん、麻子の両親、各々の魅力で皆カッコイイ 全然関係ないけど
うしおが人間に戻れなくなった時にうしおにゆかりのある女性が櫛で髪をすいて元に戻すとかっていう話で
真由子と麻子と画家の娘とふすまの子と座敷童だかの女の子が選ばれてたけど
沈没船のギターの子もゆかりがありそうなのになんで選ばれなかったんだろうって
読みながらモヤモヤした思い出がある >>794
うしおへの感謝が足りないんじゃね
沈没船の子は嫌いだった爺さんの死にざまを知れて良かったってだけのレベルだから >>790
鎌鼬は十郎ねw
雷信とかがりの周りを囲んでた黒炎を一瞬で切り刻む十郎の大鎌は凄かった
>>795
そこの場面で、須磨子の方を向いて「早いとこ終わらせて、うち帰ろうや」ってウインクする紫暮にも痺れた 鎧がダサすぎたんだけど、信者はあれもカッコいいって思ってんの? みんな記憶食われてるのにとらだけ覚えてたのは良かったよな >>798
うしおととらに格好良さを求めてないw
鎧に限らず出てくるもののすべてがダサいでしょ 新しい武器や技を得ることなく最初に得た魂削lる槍だけで戦い続けてたな
武器の方は色々ご都合主義な能力を開花させてた感あるけど >>761
あしたのジョーのジョーが白木葉子にグローブを渡すシーンもかなりいいと思う >>759
そういう連中って何にでもいるね
映画でも音楽でもスポーツでも
昔のもの見る時は何故か上から目線になるやつ >>803
反対これ全部昔の何々のパクリだからっていう奴いるやん >>804
>>803みたいなタイプが年を取るとそういう風になる
自分が多感な時期に知ったものが最高じゃないと気がすまない人種 >>93
あのエロ親父は何人の女性を孕ませて
異母兄弟作った設定になってんだろう >>797
若き日のやさぐれてた紫暮と須磨子の出会いのエピソードも好きだわ
うちに帰った後の須磨子さんは表向きは後妻ということにしておいたのかな >>798
鎧は2つあったけどかっこいいとかじゃなくて最初の敵ってところがいいのに 光覇明宗って本当は実在の密教宗派にしたかったけど
少年誌だから孔雀王みたいには出来なかったんだっけ 週刊誌で買ってたのはジャンプマガジンだけど単行本で完結まで手元にあるのはサンデーの漫画ばかりw
物語としてのクオリティは小学館やね。
その中でも藤田先生の漫画はかなり上位ですな、個人的には。 懐かしくて読み返してみたが、一番上手いと感じた所はキリオがとらのルーツを見に行った回。遠景かな。
シャガクシャ様ね。
印度から持ってきたか〜、と感心させてもらった。 >>800
リアルタイムで読んでた時もだせぇと思ってたもんな
寄生獣も ふすまのアップの顔の破壊力は凄まじい。あれで、うしとらに嵌った >>800
サンデー漫画独特のダサさだよね
80年代引っ張ってるっていうか >>710
序盤の鬼なんか下手くそすぎてボーボボと変わらんし 当時からダサくて特殊な層にだけ人気だったからOVA止まりなんだよな
糞味噌合わせて乱造して自転車操業してる今のアニメでも何クールもやれる需要見込めないから2クールに藤田が選んだエピソード詰め込んだ
それでも信者はリメイクされるくらいの作品なんだぞと思えず「ちくしょーちくしょー! 完全体に…… 完全体にさえなればー! 」と叫びながら獣の槍を打つ
少女が髪を梳くまでもなく禿げ上がる頃、娘を質に入れた金で完全アニメ化を実現させようとするのだろう
しかし実現するのは何世代も超えた後の…… サンデー売れてないのか?今頃うしおととらが扱われるなんて。 >>816
まさかトラから白面が生まれたなんてね… サトリの話のラストのブランコでうしおと一緒に俺も泣いたわ アニメの出来がよかったらなんていう人がいるが作者が口出してあの出来なんだから無理だろ
あとうしおととらは面白いが化け物とか絵が怖すぎるので女子供にはまず受けない
鬼滅みたいに人間にほぼ近い鬼じゃないお子供は怖がる
約ネバの鬼ですら姪っこたちは怖がってたし >>830
うしおととら結構グロ描写が多いから、子供が読んだらトラウマになるかも
実際自分は小さい頃に観ていた、ガンバの冒険のノロイがいまだに怖いw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています