スペイン紙「AS」の読者投票でハーランドを望む読者が64%に上る

ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、2019年12月末にドルトムント移籍後もゴールを量産している。スペインの名門レアル・マドリードも獲得に興味を示していると報じられているが、
スペインメディアの読者アンケートでは、同じく補強ターゲットと目されるフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)よりも支持率は高かったという。

2016年に母国ノルウェーのブリンでプロデビューを飾ったハーランド。モルデを経てオーストリア1部ザルツブルクへ移籍すると、昨季はリーグ戦14試合16ゴールを挙げて注目を浴び、19年末にドルトムントへ完全移籍した。

昨季は公式戦40試合で44ゴールを記録。194センチの長身ながら他の選手が追いつけないほどのスピードと圧倒的なフィニッシュ力が特徴で、今季も依然として好調をキープしている。

現地時間4日のCLグループステージ第3節クラブ・ブルージュで2ゴールを決め、大会最速で通算14得点に到達して話題を呼んだが、24日のリターンマッチでも2得点を決め、
12試合目の出場で元ブラジル代表FWロナウド、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)らを上回るCL16ゴールに到達した。

そんな“得点製造機”に対して、欧州のビッグクラブが熱視線を送っているともされるが、スペイン紙「AS」によれば、
ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏は、「今後長い間彼(ハーランド)がここにいると見ている」「我々は長い期間、彼を計画に入れている。噂は気にしない」と話しているという。

レアルは、2019年6月に6000万ユーロ(約74億7000万円)でセルビア代表FWルカ・ヨビッチを獲得。しかし、1年目はリーグ戦17試合2得点に終わり、主力と言えない状態が続いている。
記事によれば、レアルは2021年にムバッペ(さらにエドゥアルド・カマビンガ)獲得を優先し、翌22年にハーランドを狙う計画だというが、「AS」紙が実施したファン投票では、「ハーランドを望む」が64%、ムバッペ36%で、フランスの神童を大きく上回ったという。

ハーランドに対する世界の評価は、右肩上がりで上昇している。

11/29(日) 7:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/082c084e69db28a6d15169ffc639d3d6e5c8b747