2020年11月29日10:17 午前19分前更新

[28日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)で山口俊投手が所属するブルージェイズが、本拠地ロジャースセンターのある場所に新球場の建設を検討しているという。カナダのグローブ・アンド・メール紙が報じている。

ブルージェイズはカナダのトロントにあるロジャースセンターを1989年より使用。開閉可能な屋根と、センター側からフィールドを一望できるホテルがあることから、最先端の施設とみられていた。

グローブ・アンド・メール紙の記事によると、ブルージェイズは現在球場がある土地に新球場を建設し、リテール施設、居住スペース、パブリックスペースを設けることも検討しているという。しかし実現に向けてはその土地が球団所有のものでないことがネックだとされる。

また、同記事によると、新球場の建設には5年かかる可能性があり、ブルージェイズはその間一時的に本拠地を置く場所を探す必要があるという。

MLBは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年シーズンを60試合に短縮して行ったが、米国と行き来して公式戦を実施することをカナダ政府が認めなかったため、ブルージェイズは傘下マイナーの3Aバイソンズが本拠を置くニューヨーク州バファローでホームゲームを開催した。