0001砂漠のマスカレード ★
2020/11/28(土) 14:08:12.57ID:CAP_USER9「選手自身の人生まで、深く知りたいです」
本田望結(16歳)は、目を潤ませて言う。目の奥に熱がにじむ。それは演じているわけではなく、真っ直ぐな性格なのだろう。
「スポーツって結局、ネットニュースで見た結果だけで示されるところもあって。でも、私は(フィギュアスケート)選手としてスポーツをしているからこそ、それはなんか違うというか。点数や順位の中身を知りたいんです。2位だから駄目だったと思われるかもしれないけど、選手本人にとっては、2位でもとてもうれしい結果かもしれない。だから、私は選手一人ひとりの気持ちを知ることができるようになりたいです。今は、(それができるか)不安ですが」
本田は、年末年始に開催される第99回全国高校サッカー選手権大会の第16代目「応援マネージャー」に就任した。過去15人は、堀北真希、新垣結衣、川口春奈、広瀬すず、永野芽郁、清原果那、森七菜らそうそうたる面子で、大役だ。
〈フィギュアスケートと女優〉
どちらの夢も追いかけていることが、今回の就任理由だという。
本田は3歳でフィギュアスケートを始めたが、役者の仕事に関わるようになったのも、ほぼ同時期だった。女優としては、日本テレビ系連続ドラマ『家政婦のミタ』などで人気を博し、フィギュアスケーターとしても、2016年に全日本ノービス選手権で6位入賞、18年には全日本ジュニア選手権出場。今年シニアデビューし、注目を集めている。
「考えれば考えるほど、『自分でいいの?』という気持ちはありますが、全力で向き合いたいです。自分がスポーツ選手だからこそ聞ける、選手に寄り添えることはあるはず」
本田は、高校サッカーの選手たちに共感を覚える。誰に何を言われようとも、一瞬に人生を懸けているからだ。彼女は、今までにない応援マネージャーになるかもしれない。
「スケート、女優というふたつの仕事が合体したことはこれまでなかったので、今はちょっと不思議な感覚があります。こうやって話している自分は"女優の本田望結"ですけど、応援マネージャーの時はどう使い分けるべきか考えています。選手への取材は、(自分が試合をしている気持ちになって)怖いくらい真剣にしているかもしれない。
『スポーツ選手として初めての就任ですね?』との質問を多くいただきますが、『そっか、ここでは自分はスポーツ選手か』ってあらためて考えます。フィギュアスケートをしている本田望結、女優をしている本田望結って、これまではふたりいる感覚だったんです。だから、考えれば考えるほど、今回はどちらの立場を求められるのか。まだ(正解が出ずに)もやもやとしています」
スポーツは勝負事である。勝者がいて、敗者がいて、その光と影が浮かぶ。高校サッカー選手権は、まさにその縮図だ。
本田は、その様子を丹念に伝えたいのだろう。
「サッカーもフィギュアスケートも、観戦するとき、汗を流して頑張っている選手はカッコいいと思います。男子も、女子も。自分はスポーツをしているにもかかわらず、勝敗が決まってしまうのが嫌なんです。その意味では、全部に結果があるのは嫌だなと思うこともあります。サッカーでいえば、試合終了のホイッスルが鳴るときが辛いです。勝敗を決めたくない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae4a8ae2f5cb19d8b9ed0868224117a74d54dc3
11/27(金) 10:55配信
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