歌舞伎俳優中村獅童(48)が27日、都内で「隠れ家的名牛『おおいた和牛』推しプロジェクト」PR発表会に出席した。

獅童は大の和牛好きで、このほど「おおいた和牛」を広める「おおいた和牛推し隊長」に就任。和牛の脂はのどのケアに効果的といい、「歌舞伎はマイクなしで3階まで届く発声を毎日しなければならない。のどにもいいしスタミナもつくので、和牛をいただいています」と話した。

発表会では、和洋の和牛料理を立て続けに3皿ペロリ。「朝からいけるお肉です」と笑みを浮かべた。歌舞伎と和牛の共通点は「伝統と革新」といい、「歌舞伎を見たことのない人を振り向かせるのが僕の使命。アンバサダーをやるからには、おおいた和牛を知らない方にも振り向いてもらいたい」と意気込んだ。

歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」の「義経千本桜 川連法眼館」に26日まで出演。初めて同所で古典の主演を務め「より一層精進していかないといけない」と気を引き締めた。コロナ禍で無事千秋楽を迎えたことにもホッとしたようすで、「お客様に笑顔になってもらったり泣いてもらったりするのが役者の仕事。皆様に必要とされる役者になっていきたい」と語った。

ステイホーム期間はラーメン作りにはまり「4、5回は作りました」。スープから仕込む本格派で、ハイカロリーで知られる“二郎系”ラーメン作りにも挑戦したという。「スープを作る時は無心になれていいですよ」と薦めていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d92cc0eda5aa67d608a44c54a20a24d47f0818
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201127-21270387-nksports-000-1-view.jpg