11/27(金) 5:15
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バナナマン 志村けんさんの後継者≠ノ決定! 「志村&所の戦うお正月」新MCに
大役を任されるバナナマンの設楽(左)と日村(顔写真は志村さん)
 お笑いコンビ「バナナマン」(設楽統=47、日村勇紀=48)が、故志村けんさん(享年70)の後継者≠ノ決定! 毎年元日に放送される特別番組「志村&所の戦うお正月」(テレビ朝日系)の新MCに抜てきされたことが本紙の取材で分かった。同番組は22年も続く長寿番組だけに、設楽、日村は大喜びしているという。志村さんの後継者を巡っては、「千鳥」の大悟(40)や「ナインティナイン」の岡村隆史(50)らの名前が取りざたされているが、新たにバナナマンが加わった格好だ――。

【写真】バナナマン・日村伝説≠フ始球式


「志村&所――」は、志村さん率いる「志村組」と、ダブルMCを務める所ジョージ(65)の「TEAM所」に分かれてクイズ形式で戦い、豪華なおせち料理を取り合うバラエティー番組。1999年1月1日にスタートし、22年も続く長寿番組だ。

 芸能関係者は「過去の人気企画としては、黒柳徹子と和田アキ子が『パチンコ対決』を行うなど、お正月番組ながら、パンチのある企画も多い。もうお正月の風物詩と言っていいくらい視聴者に親しまれていますよ」と話す。

 最近では、芸能人の対決はなく、歴史を振り返るクイズ番組として放送されている。今年のテーマは「いつの間にか消えたもの」だった。

 また「若者が驚いた!昭和&平成の常識ランキング」や「往年の強打者 今もホームラン打てるか?大調査」などが取り上げられ、盛り上がった。お正月に家族団らんで見るのにふさわしい内容と言えるだろう。

 ところが、志村さんが新型コロナウイルスに感染して今年3月に他界。そのため、同番組も終わるとみられていたが、新MCが起用されることが決まり、存続することになったのだ。

「来年放送回からバナナマンが志村さんの後継者として起用されることになりました。これまでと同じく、所さんとバナナマンのダブルMCという形になります」(同関係者)

 内容もこれまでの形をほぼ踏襲。2020年にバズった(流行した)事柄を中心に、トレンドを追うクイズ番組になりそうだという。

 バナナマンが起用された理由はこうだ。

「今やお笑い界の中でもトップクラスなのに加え、柔らかいムードで、トークもうまい。誰とでも合わせられる利点があります。幅広い世代で好感度もある。もちろん、レジェンドである志村さんにはかなわないですが、番組を上手に回してくれることでしょう」(同関係者)

 バナナマンにとっても、尊敬してやまない志村さんの後継MCとなれば、これほど光栄なことはない。

 お笑い関係者は「2人は大喜びですよ。幼いころから『ドリフ』や『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』を見て育ちましたからね。志村さんの『バカ殿』や『だいじょうぶだぁ』に出演したこともある。日村は志村さんをリスペクトしていて『変なおじさん』のモノマネを持ちネタにしているぐらいです。志村さんの後継者≠ニして資格は十分ありますよ」と話す。

 志村さんの後継者といえば、大悟やナイナイ岡村の方がイメージが強いが、第3の後継者≠ニしてバナナマンが名乗りを上げた格好だ。

「もちろん、大悟が1歩も2歩もリードしているのは言うまでもありません。何と言っても、週3〜4回も飲みに連れていかれ、志村さん他界後、愛車キャデラックまで購入したのですから。また、岡村も『アイーン』をマネたり、2代目バカ殿を襲名しようと志村さんに懇願するなど志村愛≠ヘ尋常ではない。ただ、今回の番組が定着すれば、バナナマンの存在は無視できないでしょう」(同関係者)

 いずれにせよ、志村さんのDNA≠受け継ぐ芸人たちが、しのぎを削ることでお笑い界が盛り上がれば、天国のレジェンドも喜ぶに違いない。バナナマンの手腕が試されそうだ。

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