【サンパウロ時事】アルゼンチンの英雄マラドーナさんの死去を受け、同郷のフランシスコ・ローマ教皇も25日、哀悼の意を表した。教皇は大のサッカーファンで、マラドーナさんは何度か謁見(えっけん)していた。

ロイター通信によると、バチカン(ローマ教皇庁)の報道官は「フランシスコ教皇は死去の報を受け、ここ数年の彼との会見を愛情をもって思い出された。祈りの中で彼に思いを致している」と述べた。教皇庁の公式サイトは、マラドーナさんを「サッカーの詩人」として大きく取り上げるとともに、奇行やスキャンダルを念頭に「類いまれな選手だが、もろい男」だったと評価した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020112600352