2連勝で迎えた再開初戦はフッキ、オスカール擁する上海上港との対戦

3月に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断されていたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)がカタール・ドーハでの集中開催で再開された。25日には、H組首位の横浜F・マリノスがアルジャノブ・スタジアムで上海上港(中国)とのグループステージ第3戦に臨み、1-0で横浜が勝利を収めた。

 試合は元ブラジル代表のフッキ、オスカールを擁する上海上港に対し、横浜がポゼッションで上回るものの、効果的な攻撃にはつながらず、カウンターからゴールに迫られるシーンも。それでも要所を締めた守備で、前半を0-0で折り返す。

 後半も堅い展開となり、互いにチャンスを見出せないまま時間が経過。しかし徐々に上海上港が圧力を強めると80分、横浜は松原健がペナルティエリア内でファウルを犯してしまい、PKを献上してしまう。それでも、キッカーのオスカールのシュートを横浜GKオビ・パウエル・オビンナが横っ飛びで見事なストップ。執念で得点を許さない。

 すると90分、左サイドからのクロスに仲川輝人がヘディングシュート。これはGKに阻まれたものの、こぼれ球を天野純が押し込み、横浜がついに均衡を破る。試合は、このまま1-0でタイムアップ。横浜が勝利を収め、3連勝とし、勝点9でグループ首位の座を守った。グループステージ突破へ大きな1勝となった。上海上港は勝点6にとどまっている。

 横浜は中2日となる28日、再び上海上港とのグループステージ第4戦に臨む。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22286dd3913bd36d444dd5a09283f775e432c8d3
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