◆日本シリーズ第4戦 ソフトバンク4−1巨人(25日、ペイペイドーム)

 パ・リーグを3年ぶりに制したソフトバンクが、セ・リーグ2連覇の巨人に4連勝。4年連続11度目(南海、ダイエー時代含む)の日本一を決めた。2年連続4勝0敗での日本一決定は史上初。4年連続日本一はパ・リーグ球団初で、巨人が1965〜73年に達成した「V9」以来。

 初回に1点を失ったが、直後に柳田が逆転2ラン。2回にも甲斐が2ランを放って優位に立った。先発・和田が2回1失点で降板したものの、2番手・松本が2回2/3を投げるなど、救援陣が盤石リレー。3点差のまま迎えた9回、森が1死一、二塁のピンチを招いたものの、逃げ切った。

 ソフトバンクは2018年の第3戦から続けているシリーズの連勝記録を12に伸ばした。本拠地でのシリーズは11年第7戦から16連勝で、工藤監督は本拠地12戦12勝となった。またクライマックスシリーズを含めたポストシーズン連勝は16に伸びた。

 今シリーズは第1戦では成長株・栗原の活躍で巨人のエース菅野を攻略。第2戦で打線が爆発、第3戦では投手陣が9回2死まで被安打0の1安打完封リレーを見せた。第4戦の初回に先制された以外はリードを許さず、終始巨人を圧倒した。

 巨人は8年ぶり23度目の日本一を目指したが13年の第7戦から9連敗。1958年第4戦から61年第1戦にかけてのシリーズ記録に並んだ。

西日本スポーツ
11/https://news.yahoo.co.jp/articles/334adcd826aec700dedd388ff816e80d86cb5e9625(水) 21:56