優勝&結婚の貴景勝 新居に土俵あり、コロナ禍でも稽古OK

「妻である女将さんと有希奈さんは、北天佑の死後も、旧二十山部屋の建物に住んでいました。
実は、貴景勝は9月場所の後、婚約者の実家である旧二十山部屋に引っ越したんです。
ひとり暮らしをしていたマンションはそのままですが、妻の実家の方が居心地がいいようですね」(後援会関係者)
実際、11月場所中は、旧二十山部屋で新妻に見送られ、所属する千賀ノ浦部屋(東京・台東区)に通って稽古し、国技館で本場所の取り組みに臨むという生活だった。
「相撲部屋は土俵や大広間、個室など特殊な間取りの建物なので転用がききません。
そのため新たに部屋を興す親方が居抜きで借りたり、購入したりすることが多いんです。
しかし、北天佑は現役親方で亡くなったため“ゲンが悪い”とされ、二十山部屋は誰にも受け継がれなかった。
それでも、女将さんは“部屋をもう一度使ってほしい”と手入れを続けてきた。そこに次女の“お婿さん”の貴景勝が転がり込んだ形です」(ベテラン相撲記者)
新婚夫婦の新居に「土俵」があるなんて、相撲取り冥利に尽きる。
「新型コロナの影響で、力士たちは満足に稽古もできない日々が続きました。しかし、自宅に土俵があれば話は別。
いつでも四股が踏めるし、摺り足などの稽古もできる。貴景勝はトレーニングマシンを持ち込んで、体をみっちり鍛えていたそうです。
それに、奥さんの手料理だけでなく、部屋経営の経験がある女将さんのちゃんこ料理も毎日食べられますから、11月場所は“百人力”だったでしょうね」(相撲ジャーナリスト)
嫁取りが終わり、初場所はいよいよ綱取りに挑む。

ますおさんだな。