ヤクルトが新外国人の有力候補に、今季までパイレーツでプレーしたホセ・オズナ内野手(27)を挙げていることが24日、分かった。17年にメジャーデビューし、通算24発をマーク。2年連続最下位からの巻き返しへ、右の大砲候補の獲得に力を注ぐ。

 オズナは昨季95試合に出場し、打率2割6分4厘、10本塁打、36打点と台頭。今季は26試合で4発と苦しんだが、力強いスイングとコンタクト力には定評がある。12月で28歳と若く、近年は一塁での起用が多いが、三塁に加えて両翼もこなせるユーティリティー性も魅力。チーム内でレギュラーが固定されたポジションは限られており、加入すれば起用の幅は広がる。

 外国人野手は、昨季限りでバレンティンが流出。今季はセンターラインの確立を狙い、遊撃でゴールドグラブ賞経験のあるエスコバーを獲得したが、1本塁打と長打力を欠き、1年で退団した。昨季から1試合平均の得点は4・59から3・90、本塁打は1・17から0・95に低下。村上の後ろを打つ5番が12人と固定できなかったのも課題で、球団幹部は「外国人はパワー(優先)に考え方を戻す」と長打力を重視する考えを明かしていた。

 ◆ホセ・オズナ(Jose Osuna)1992年12月12日生まれ、ベネズエラ出身。27歳。10年にパイレーツ入りし、17年にメジャー初昇格。メジャー通算276試合で打率2割4分1厘、24本塁打、88打点。19年には2試合に登板した。ニックネームは「エルゴチョ」。188センチ、106キロ。右投右打。

11/25(水) 4:00
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