11/24(火) 15:00配信
オリコン

長女を加え3人体制になったダ・カーポ(左から)榊原麻理子、榊原広子、榊原まさとし (C)ORICON NewS inc.

 フォークユニットのダ・カーポが24日、新曲「あなたがいるから/架け橋(2020ver.)」の取材会を開催。夫妻のフォークデュオから、長女を加えて2013年以来の家族3人体制になったことを報告した。

【写真】長女を加え家族3人体制になったダ・カーポ

 ダ・カーポは、結婚40周年を迎えた榊原まさとし(71)、榊原広子(69)夫妻、7年間のフランス留学を終えたばかりの長女・榊原麻理子(39)からなるフォークユニット。8年ぶりのシングル「あなたがいるから/架け橋(2020ver.)」を25日に発売する。コロナ禍の中、苦しくも頑張る人々に感謝の気持ちと応援の言葉を伝えたい、という思いを乗せた2曲となる。

 「いつまでも初心を忘れないように」という意味で名付けられ、まさとしと広子によるフォークデュオのダ・カーポは1973年に「夏の日の忘れもの」でデビュー。翌年に「結婚するって本当ですか」が大ヒット。その後も「野に咲く花のように」「宗谷岬」など多くのヒット曲のほか、テレビ主題歌やCMソングなどでも話題を呼んでいる。2008年から5年にわたってメンバーだった麻理子がフランス留学を終えて復帰し、再び3人体制となる。

 会見の冒頭で、まさとしが「僕たちが」と合図を送ると、3人で「ダ・カーポです」とあいさつ。まさとしは「私が父を務めております、ダ・カーポのリーダーの榊原まさとしです」と話し、広子が「母を務めております、サブリーダーの榊原広子です」と呼応。最後に麻理子は「娘の榊原麻理子です。7年間のパリで音楽留学をしておりました。今月はじめに帰国しまして、これからは3人で活動していきたいと思っております」と笑顔を見せた。

 8年ぶりのシングル。麻理子はパリにいる間に録音やミュージックビデオの撮影を行った。「ミュージックビデオの撮影は、パリの町並みを撮っていただいた。すれ違うフランス人もマスクをして歩いていた。感染に気をつけながらの撮影でした。どこも観光地で普段でしたら人で賑わうところを回ったのですが、コロナ禍で人が少なくて…。オペラ座の階段の前で撮影したんですけど、人でごった返すところに誰1人いなかった。このフルートを吹きながら歩く。この時期にしかできなかった撮影ができたかなと思っております」と振り返る。

 麻理子は「7年間の留学生活を終えて親子でダ・カーポとしても頑張っていきたいですし、フルーティスト・榊原麻理子としてソロ活動も頑張っていきたい」と力を込めた。今年はデビュー47周年、結婚40周年となる。まさとしは「家族での活動は7年ぶり。3人のダ・カーポしかできない音楽ができると思う。チャレンジをしていきたい」と決意表明していた。

 その後、報道陣の取材に応じた3人。ダ・カーポに戻った理由を問われた麻理子は「7年間の留学をさせていただいた感謝の気持ちもあります。今だからこそ修行をしてきたことが、家族の一員として役に立てることがあるかなって思って、もう一度、親子のダ・カーポに戻ろうと思いました」と説明。また。ヒット曲に絡めて「『結婚するって本当ですか』というようなお相手は?」と質問されると麻理子は「今、現在、残念ながら両親に紹介できるような人はいない…。なかなかいい年になりましたので、そろそろ安心させたいんですが今のところはご縁がない」と苦笑い。まさとしは「早く結婚してほしいですがね。誰かいないですかね? ぜひ、紹介してください」と報道陣を見やり、笑わせた。

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