11/24(火) 5:00
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上川隆也主演『遺留捜査』10周年 初の冬クールで第6シーズン「本質的なものは変えたくない」
木曜ミステリー『遺留捜査』第6シーズン(2021年1月スタート)主演の上川隆也がドラマ誕生から10周年に感慨&祝福ケーキに感激 (C)テレビ朝日
俳優の上川隆也が主演する『遺留捜査』が、2011年の誕生から10周年となる21年1月期に連続ドラマとしてテレビ朝日系木曜ミステリー枠(毎週木曜 後8:00〜8:54)で放送されることが明らかになった。
【写真】夏の糸村スタイル
遺留品にこめられた最後のメッセージに耳を傾け、被害者の“想い”と事件の真相に迫る“風変わり刑事”糸村聡の活躍を描く本作。11年に第1シーズンがスタート。17年放送の第4シーズンからは舞台を京都に移し、これまで連続ドラマ計5作、スペシャルドラマ10作と、その歴史を築いてきた。18年夏クールのレギュラー放送以来、約2年半ぶりとなる第6シーズンは、10年間の歴史の中で初の冬クールでの放送となる。
舞台は、京都府警“特別捜査対策室”、通称“特対”。神崎莉緒(栗山千明)、佐倉路花(戸田恵子)、雨宮宏(永井大)、岩田信之(梶原善)ら、特対メンバーが再集結。第1シーズンからのレギュラーメンバーである科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)も引き続き京都で糸村に振り回される。
寒さ厳しい冬は、空気が澄んで景色の美しさが、ひと際引き立つ季節でもある。冬の京都ならではの凛とした風景をバックに、糸村をはじめとする特対のメンバーはどんな活躍を見せてくれるのか。
第6シーズンの始動を祝し、スタッフから「祝☆10周年」というプレート&糸村の人形が飾られた超特大ケーキをプレゼントされた上川は、「これはスゴい…本当にありがとうございます」と大感激。「想定をはるかに超えるお祝いをしてくださって…ちょっとにわかには言葉にできないというか、感慨もひとしおです」と、感謝の思いをしみじみと口にしていた。
10周年という節目を迎えたことについても、「実は2011年、東日本大震災の直後にスタートした『遺留捜査』は、役者として何ができるのかを見出しかねていた僕に、届けられる何かがあることを示してくれました。その思いは、決して色あせたり薄めたりしてはいけないものだと思っています。だからこそシリーズを重ねても、第1シーズンからの本質的なものは変えたくない」と、スタート時の思いに立ち戻り、ブレることなく据えてきた作品の芯を今後も大切にしていくことを誓った。
10年にわたって同じ役を演じ続けることは、上川にとっても初めての経験。糸村刑事はどんな存在か聞くと、「うーん。“なかなか引っ越さないご近所さん”という感じでしょうか」と、少々悩みながら形容。「家を出るときにいつも前を通るような、身近な距離感にいる存在といいますか…。僕にとっても10年、ひとつの役と向き合うというのは初めてですが、だからこそ、ご近所づきあいが途切れることなく続いている…そんな不思議な親近感を抱いています」と、長い年月をともに歩んできた役柄への思いを表現した。
さらに上川は「これまでどおり、本質は変わらない『遺留捜査』をお届けしつつも、実は今回は、“新たな風”が吹いてくるような気配をどこからか感じております」と、何やら作品に新風が舞い込むことを予告していた。
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